Assyria

デジタル大辞泉

アッシリア【Assyria】

読み方：あっしりあ

西アジア、チグリス川上流アッシュールを中心とする地域の古称。また、前3000年ごろからこの地に繁栄したセム族の王国名。前671年、オリエント最初の大帝国となったが、前612年、カルデア・メディア連合軍によって滅亡。

世界宗教用語大事典

アッシリア 【Assyria】

アジア西南部チグリス川上流地域の古名。前一八世紀頃から前七世紀にわたって、古代オリエント最初の帝国アッシリア王国が栄えたが、前六一二年メディアと新バビロニアに滅ぼされた。アッシリアの地名はバビロニア移住民の守護神アッシュールに基づいている。→ アッシュール

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アッシリア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/11/26 07:22 UTC 版)

アッシリア（Assyria, 古典シリア語: ܐܬܘܪ, ラテン文字転写: ʾāthor, アラビア語: اشور‎）は、現在のイラク北部を占める地域、またはそこに興った王国。アッシュル市を中核とし、帝国期にはニネヴェやニムルドが都として機能した。歴史地理的名称としてのアッシリアはチグリス川とユーフラテス川の上流域、つまりメソポタミアの北部を指し、メソポタミア南部は一般にバビロニアと呼ばれる。最終的にメソポタミア・シリア・エジプトを含む世界帝国を築き、その遺産はハカーマニシュ朝（アケメネス朝、ペルシア帝国）に受け継がれてその王権や社会に影響を与えた。

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「Assyria」の例文・使い方・用例・文例

• （Assyria の）楔形文字