赤池駅 (福岡県)とは? わかりやすく解説

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赤池駅 (福岡県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/19 07:25 UTC 版)

赤池駅
駅舎(2018年1月)
あかいけ
AKAIKE
HC7 ふれあい生力 (0.9 km)
(0.6 km) 人見 HC9
所在地 福岡県田川郡福智町赤池298-9
駅番号 HC8
所属事業者 平成筑豊鉄道
所属路線 伊田線
キロ程 8.5 km(直方起点)
電報略号 アケ
アイ(転換後)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
471人/日
-2006年-
開業年月日 1937年昭和12年)6月25日[1]
備考 無人駅[2]
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赤池駅(あかいけえき)は、福岡県田川郡福智町赤池にある平成筑豊鉄道伊田線である。旧・赤池町の中心駅。駅番号はHC8

歴史

駅構造

ホーム(2018年1月)

相対式ホーム2面2線を有する複線区間にある地上駅駅舎がある無人駅。上りと下りのホームは構内踏切で結ばれている。両ホームと外部はスロープで結ばれ、バリアフリー対応である。

のりば

ホーム 路線 方向 行先 備考
駅舎側 伊田線 上り 金田田川伊田田川後藤寺行橋方面[4]  
反対側 下り 直方方面[4]  

※案内上ののりば番号は割り当てられていない。

付記事項
  • 2024年11月下旬、駅舎内の正面右側に、長らく閉店していた居酒屋「よってって」が新装開店した。

利用状況

2015年度の1日平均乗降人員は292人である。

駅周辺

駅前風景(2018年1月)

旧赤池町の南端部に位置する。

エピソードなど

九州鉄道の前身である筑豊興業鉄道がこの路線を敷設する際、当初はこの赤池までの「赤池支線」とする予定だった。しかし当時、この地は伊田町や後藤寺町(現・田川市)、糸田町などから小さな川を通じて小さい船で運ばれてきた石炭を大きな五平太舟に積み換える中継点であり、川岸の料理屋もその船頭たちで賑わっていたため、駅の設置に対して船頭や料理屋が猛反対した。そのため筑豊興業鉄道は赤池に駅を造らず、その先の金田まで線路を延ばし金田駅を設置した。ところがこれにより、それまで船でこの地まで運ばれて来た石炭が金田駅で貨物列車に積み換えるようになり、さらには金田町に新炭鉱も出来、町が賑わうようになってしまった。そのため赤池の人々は後に九州鉄道に陳情を申し入れ、駅が設置された。「赤池町史」にはこの出来事が赤池町の発展を阻害したとして、そのエピソードが綴られている。

隣の駅

平成筑豊鉄道
伊田線
ふれあい生力駅 (HC7) - 赤池駅 (HC8) - 人見駅 (HC9)

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、792頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b “門鉄、来月から9線区で合理化 25駅無人化 委託化は5駅”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1984年1月24日) 
  3. ^ 「通報 ●山口線大歳駅ほか76駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年1月30日、32面。
  4. ^ a b 時刻表:赤池駅”. へいちくネット. 平成筑豊鉄道. 2022年12月28日閲覧。

関連項目

外部リンク




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