秋田の聖母マリア
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守護天使からのメッセージ
聖母マリアからのメッセージは1973年7月6日から同年10月13日までの三つのメッセージがある。[11][12]
最初のメッセージ(1973.7.6)
「私の娘よ、私の修練女よ、すべてを捨ててよく従ってくれました。耳の不自由は苦しいですか。きっと治りますよ。忍耐して下さい。最後の試練ですよ。手の傷は痛みますか。人々の罪の償いのために祈って下さい。ここの一人ひとりが、私のかけがえのない娘です。聖体奉仕会の祈りを心して祈っていますか。さあ一緒に祈りましょう。…(聖体奉仕会の祈りを一緒に唱える。)… 教皇、司教、司祭のためにたくさん祈って下さい。あなたは、洗礼を受けてから今日まで、教皇、司教、司祭のために祈りを忘れないで、よく唱えてくれましたね。これからもたくさん、たくさん、唱えて下さい。今日のことをあなたの長上に話して、長上のおっしゃるままに従って下さい。あなたの長上は、いま熱心に祈りを求めていますよ。」
第2のメッセージ(1973.8.3)
「私の娘よ。私の修練女よ、主を愛し奉っていますか。主をお愛しするなら、私の話を聞きなさい。これは重大なことです。そしてあなたの長上に告げなさい。世の多くの人々は主を悲しませております。私は主を慰めるものを望んでおります。天のおん父のお怒りをやわらげるために、罪人や忘恩者に代わって苦しみ、貧しさをもってこれを償う霊魂を、おん子とともに望んでおります。おん父がこの世に対して怒り給うておられることを知らせるために、おん父は全人類の上に大いなる罰をくだそうとしておられます。おん子とともに何度も、そのお怒りをやわらげるよう努めました。おん子の十字架の苦しみ、おん血を示して、おん父をお慰めする至愛なる霊魂、その犠牲者となる集まりを捧げて、お引きとめしてきました。祈り、苦行、貧しさ、勇気ある犠牲的行為は、おん父のお怒りをやわらげることができます。あなたの会にも私はそれを望んでいます。貧しさを尊び、貧しさの中にあって、多くの人々の忘恩、侮辱の償いのために、改心して祈って下さい。聖体奉仕会の祈りを心して祈り、実践して、贖罪のために捧げて下さい。各自の能力、持ち場を大切にして、そのすべてをもって捧げるように。在俗会であっても祈りが必要です。もはやすでに祈ろうとする霊魂が集められています。形にこだわらず、熱心をもって、ひたすら聖主をお慰めするために祈って下さい。(ちょっと間をおいて)あなたが心の中で思っていることは、まことか?まことに捨て石になる覚悟がありますか。主の浄配になろうとしている私の修練女よ。花嫁がその花婿にふさわしいものとなるために、3つの釘で十字架につけられる心をもって誓願をたてなさい。清貧、貞潔、従順の三つの釘です。その中でも基は従順です。全き服従をもって、あなたの長上に従いなさい。あなたの長上は、よき理解者となって、導いてくれるでしょうから。」
最後のメッセージ(1973.10.13)
「愛する娘よ、これから私の話すことをよく聞きなさい。そしてあなたの長上に告げなさい。前にも伝えたように、もし人々が悔い改めないなら、おん父は、全人類の上に大いなる罰を下そうとしておられます。そのときおん父は、大洪水よりも重い、いままでにない罰を下されるに違いありません。火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。よい人も悪い人とともに、司祭も信者とともに死ぬでしょう。生き残った人々には、死んだ人々を羨むほどの苦難があるでしょう。その時わたしたちに残る武器は、ロザリオと、おん子の残された印だけです。毎日ロザリオの祈りを唱えて下さい。ロザリオの祈りをもって、司教、司祭のために祈って下さい。悪魔の働きが、教会の中にまで入り込み、カルジナルはカルジナルに、司教は司教に対立するでしょう。わたしを敬う司祭は、同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。祭壇や教会が荒らされて、教会は妥協するものでいっぱいになり、悪魔の誘惑によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう。特に悪魔は、おん父に捧げられた霊魂に働きかけております。たくさんの霊魂が失われることがわたしの悲しみです。これ以上罪が続くなら、もはや罪のゆるしはなくなるでしょう。勇気をもって、あなたの長上に告げて下さい。あなたの長上は、祈りと贖罪のわざに励まねばならないことを、一人ひとりに伝えて、熱心に祈ることを命じるでしょうから。あなたに声を通して伝えるのは今日が最後ですよ。これからはあなたに遣わされているものと、あなたの長上に従いなさい。ロザリオの祈りをたくさん唱えて下さい。迫っている災難から助けることができるのは、わたしだけです。わたしによりすがるものは、助けられるでしょう。」
2019年10月6日のメッセージ
あるシスターがシスター笹川から直接聞いた話によると、2019年10月6日午前3時半頃に、秋田で三十何年か前にシスター笹川に現れたのと同じ天使が現れ、「灰をかぶって悔い改めのロザリオを毎日祈ってください。幼子のようになって、毎日犠牲を捧げてください」等のメッセージを告げたという。また天使がシスター笹川に現れた後に、シスター笹川があるシスターに「時が近いと感じた」と話した。[13]
以下の内容は2019年にシスター笹川から直接話を聞いたあるシスターからWQPHに届いた二つのメッセージである。
2019年10月27日WQPHの記事で
これはシスター笹川が言われたことを直接聞いたシスターMの言葉です。 10月6日(日)の午前3時半頃に、秋田で30何年か前に私(シスター笹川)に現れたと同じ天使(注1)が現れました。天使は最初に私(シスター笹川)にプライベートなことを話しました。 皆さんに伝えて良いのは、「灰をかぶって(注2)悔い改めのロザリオを毎日祈ってください。あなた(シスター笹川)は幼子のようになって、毎日犠牲を捧げてください」 シスターMからこのことを聞いたSさんは、皆さんに知らせて良いですか?とお聞きしたところ、シスターMを介してシスター笹川は、良いと言われました。また、「私(笹川)が幼子のようになって、毎日犠牲を捧げることが出来るように祈って下さい」とSさんにシスターMを介して言われました。
注1:秋田でシスター笹川に現れた天使は女性で、思わずシスター笹川は「お姉さん」と言ってしまいました。亡くなったお姉さんに似ていたそうです。その方は、「いいえ、私はあなたを守るものです」と言われました。そして、「聖堂に行きましょう」と笹川を導かれました。(守護の天使と思われます 小松)
注2:ヨナの預言3:1~10(10月8日の第1朗読)粗布をまとって灰の上に座し
以上です。[14]
2019年11月11日WQPHの記事で
先日、シスター笹川の件で訂正のメールをさせていただいたところですが、一言、大事なことを書かせてください。 10月6日に、天使がシスター笹川に現れた後に、シスター笹川がシスターMに、 [時が近いと感じた] とおっしゃったそうです。このことを伝えても良いと、Sさんを通して、シスターMから了解を頂いたので書かせて頂きました。 この「時が近いと感じた」、時とは、シスター笹川が聖母から受けた、第3のメッセージを読むとわかりやすいと思いますので、ここに参考までに書かせていただきます。
第三のメッセージ 「愛する私の娘よ、これから私の話すことを良く聴きなさい。そして貴方の長上に告げなさい。 前にも伝えたように、もし人々が悔い改めないなら、おん父は、全人類の上に大いなる罰を下そうとしておられます。そのときおん父は、大洪水よりも重い、今までにない罰を下されるに違いありません。 火が天から下り、その災いによって人類の多くの人々が死ぬでしょう。良い人も悪い人と共に、信者も司祭とともに死ぬでしょう。生き残った人々には、死んだ人々を羨むほどの苦難があるでしょう。その時、私たちに残る武器は、ロザリオとおん子の残された印だけです。毎日ロザリオの祈りを唱えてください、ロザリオの祈りをもって、司教、司祭のために祈ってください。悪魔の働きが、教会の中にまで入り込み、カルジナルはカルジナルに。司教は司教に対立するでしょう。私を敬う司祭は、同僚から軽蔑され、攻撃されるでしょう。祭壇や教会が荒らされて、教会は妥協する者で一杯になり、悪魔の誘惑によって、多くの司祭、修道者がやめるでしょう。特に悪魔は、おん父に捧げられた霊魂に働きかけております。たくさんの霊魂が失われることが私の悲しみです。これ以上罪が続くなら、もはや罪の赦しはなくなるでしょう。勇気を持って、貴方の長上に告げてください、貴方の長上は、祈りと償いの業に励まねばならないことを、一人一人に伝えて、熱心に祈ることを命じるでしょうから。 貴方に声を通して伝えるのは今日が最後ですよ。これからは貴方に使わされている者と、貴方の長上に従いなさい。ロザリオの祈りをたくさん唱えてください。迫っている災難から助けることが出来るのは、私だけです。私に寄りすがる者は、助けられるでしょう。」シスター笹川が天使から受けたメッセージ「灰をかぶって悔い改めのロザリオを毎日祈ってください。」を実行したいと思います。皆様、毎日、悔い改めのロザリオの祈りをともに祈りませんか。ともにお祈りくださることに感謝します。[13]
- ^ 志村 1986, p. 8-10.
- ^ 志村 1986, p. 30-31.
- ^ 志村 1986, p. 66-70.
- ^ 志村 1986, p. 37.
- ^ 安田 2000, pp. 109–111.
- ^ 安田 2000, p. 138.
- ^ 安田 2000, pp. 138–139.
- ^ 安田 2000, p. 36.
- ^ 安田 2000, pp. 405–409.
- ^ 安田 2000, pp. 217–225.
- ^ http://www2s.biglobe.ne.jp/~kolbe/mary/akita/akita.html#message.
- ^ 安田貞治 & 現代の奇跡 秋田の聖母マリア -聖母像の涙とメッセージ- 1986.
- ^ a b http://wqphradio.org/2019/11/11/an-update-from-sister-agnes-i-felt-the-time-is-near/
- ^ “A new message from Sister Agnes of Our Lady of Akita”. wqphradio.org (2019年10月27日). 2019年11月10日閲覧。
- 1 秋田の聖母マリアとは
- 2 秋田の聖母マリアの概要
- 3 守護天使からのメッセージ
- 4 参考文献
- 5 関連項目
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