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白鵬翔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/14 16:39 UTC 版)

白鵬翔（はくほうしょう、1985年〈昭和60年〉3月11日 - ）は、モンゴル国ウランバートル市出身で宮城野部屋に所属した元大相撲力士、第69代横綱（2007年7月場所 - 2021年9月場所）。2019年9月3日に日本国籍を取得し^[2]、現在は年寄・宮城野。

脚注

注釈

^ モンゴル人の名前の厳密な表記に従えばムンフバッティーン・ダワージャルガル（モンゴル語キリル文字表記：Мөнхбатын Даваажаргал、ラテン文字転写：Mönkhbatyn Davaajargal）となる。「ムンフバッティーン」は「ムンフバト（＝父親名）の」という意味だが、日本語報道では属格助詞「ын／yn（ィン）」を省略して、単に父親名をカナ転写して「ムンフバト・―」と表記されてしまうことが多い（他のモンゴル出身力士の本名についても全く同様の傾向がある。詳細については、モンゴル人の名前#モンゴル国における用例も参照）。自身の名である「ダワージャルガル」は、ダワはチベット語(チベット文字:ཟླ་བ།, ワイリー方式:zla ba,ダワ)で「月」を、ジャルガルはモンゴル語(キリル転写:жаргал, ラテン文字転写: jirgal)で、「平安、幸福」を意味する。「月の平安」という意味。
^ 白鵬がここで「プレーリードッグ」と呼んでいるのは、北アメリカに生息しているプレーリードッグではなく、正しくはマーモットという齧歯目の動物である。マーモットは日本に生息していないため、日本での知名度は低いが、モンゴルでは「タルバガン」という呼び名で親しまれ、肉と毛皮が利用されている。
^ 自著『相撲よ!』では「風呂にはシャワーと猫脚のバスタブ。映画によく出てくるおしゃれなタイプだ。モンゴルにいる頃は、これが風呂だと思っていたが、日本に来て入った湯船には驚いた。全然おしゃれじゃなかったからだ」と自身が育った裕福な家庭の様子を語っていた。
^ 2010年12月に15代熊ヶ谷は12代宮城野を襲名し、部屋の師匠に復帰している。その経緯についてはは竹葉山真邦#現役引退・年寄襲名後を参照。
^ これは兄弟子の光法も同様だった。
^ なおこの場所の7番相撲で白鵬の負け越しを確定させた相手は、トンガ出身で武蔵川部屋の南乃島勇（最高位は幕下、父は南ノ島勇）であった^[12]。
^ 双葉山の記録は平幕 - 横綱にかけて記録されたもののため平幕 - 大関時代に限れば40連勝となる。そのため、横綱としての記録に限定すると千代の富士の53連勝を更新する。
^ 本割外の優勝決定戦を含めると、前年を1勝上回る87勝になる。
^ この一番で左手人差し指を剥離骨折した事を12代宮城野が後日表明した。
^ 本人曰く「何度も本場所で試すたび『掬い投げ』と判定されて不満だったが、ようやく決まった」とのことである^[103]。
^ 場所後に骨折だったと判明した^[146]。
^ 他に優勝決定戦で鶴竜に2勝、雅山・豊ノ島に各1勝、日馬富士に1勝1敗、朝青龍に1勝3敗があるため参考だがそこも含めれば1000勝には到達している。
^ 2015年9月場所は3日目からの途中休場により3敗12休が記録され、成績としては此方の方が低成績である。
^ この場所優勝したのは平幕の朝乃山である。
^ 協会へ「右膝蓋大腿関節軟骨損傷、関節水腫で手術加療を要する。術後、約2カ月のリハビリテーション加療を要する見込み」との診断書を提出。
^ 6場所連続休場明けでの優勝は、休場明け場所での優勝として史上最長ブランク記録となる。
^ 大野将平は同い年の照ノ富士と友人で、白鵬・鶴竜とも親交がある。また白鵬はJOC・全柔連会長である山下泰裕とも親交があるという^[254]。
^ 令和3年11月場所番付編成会議開催の時点で白鵬から協会宛に引退届が提出されていなかったため、現役力士扱いとして番付編成の対象となったことによる。
^ 翔天狼は幕下時代にも対戦があり、その時は下手投げで白鵬に敗れている。
^ これに反論する資料となり得るものとして朝日新聞2013年11月25日付13面記事が存在しており、「大乃国が横綱昇進を果たした際に先代佐渡ヶ嶽が指導しているところに10代二子山が『好きにやれ。横綱がやれば、それが横綱土俵入りだ』と一喝した。」という内容の記述となっていた。
^ 同番組内で、強くぶつかっても力が吸収されてしまう感覚を受けるという旨の証言を琴欧洲が行っている。
^ 大相撲史上歴代2位・1場所15日制以降では歴代1位
^ 大相撲史上歴代5位・1場所15日制以降では歴代4位
^ 2018年11月場所は全休。2018年7月場所4日目の不戦敗を除くと28連勝
^ 2019年5月場所は全休。
^ 2021年3月場所3日目の不戦敗を除くと17連勝
^ 大相撲史上歴代1位タイ
^ 大相撲史上歴代3位タイ
^ 追風海と優勝決定戦
^ 左足関節靱帯損傷により9日目から途中休場
^ ^a ^b ^c ^d 朝青龍と優勝決定戦
^ 雅山と優勝決定戦
^ 左母趾基節骨遠位端骨折により全休
^ 大関角番
^ 安馬（後の日馬富士）と優勝決定戦
^ 日馬富士と優勝決定戦
^ 豊ノ島と優勝決定戦
^ ^a ^b 鶴竜と優勝決定戦
^ 左大腿四頭筋腱炎により3日目から途中休場
^ 2日目に横綱最多勝利更新
^ 2日目に幕内最多勝利更新
^ 左膝タナ障害、右母趾伸筋腱損傷、右足関節炎により全休
^ 3日目に通算1000勝達成
^ 右母趾捻挫、右大腿筋群損傷により5日目から途中休場
^ 13日目に通算最多勝利更新
^ 左大腿四頭筋腱炎、左足関節靱帯損傷により全休
^ 両足親指負傷により5日目から休場
^ 左足親指の靱帯損傷により全休
^ 右膝蓋腱損傷、右脛骨結節剥離骨折の疑いにより4日目から休場
^ 14日目に幕内1000勝達成
^ 右膝骨片摘出術、右足関節関節鏡遊体摘出術施行。術後約5週間の加療を要するため全休
^ 右膝血腫、左足関節炎のため14日目から休場
^ 平成最後の場所
^ 右上腕二頭筋断裂のため全休
^ 令和最初の場所
^ 右手小指骨折のため2日目から休場
^ 蜂窩織炎のため4日目から休場
^ 無観客開催
^ ^a ^b ^c 東京開催
^ 右膝半月板損傷、膝蓋大腿靱帯損傷、関節内血症により13日目から休場
^ 右膝負傷により全休
^ 右膝関節鏡手術・術後血症により全休
^ 2019新型コロナウイルス感染により全休
^ 右膝蓋大腿関節軟骨損傷、関節水腫で手術加療を要するため3日目から休場
^ 3日目まで無観客開催
^ 右膝蓋大腿関節軟骨損傷、関節水腫で加療を要するため全休
^ 2019新型コロナウイルス感染者との濃厚接触の可能性があるため全休。
^ 9月場所後の9月30日に引退を表明。