爆笑レッドカーペット
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番組の沿革
初代ディレクターの藪木は、長らく元日の特別番組である『初詣!爆笑ヒットパレード』を担当してきたが、若手芸人の出演機会を増やすために1分間のショートコーナーを設けたところ、テンポの良さとネタの多さが目立ち、単独番組にすることが可能だと感じた[3]。折りしも、『発掘!あるある大事典II』(関西テレビ製作)が捏造事件で打ち切りとなり、その代替番組として2007年2月18日・3月18日の21:00 - 22:24 (JST) に放送された[注 9]。
特番は3ヶ月に1回や半年に1回、1年に3回(春・秋・年末年始)のペースで通常組まれるが、第3弾から第4弾の間は約1ヶ月と短かったことから、司会の今田が第4弾の冒頭で「だんだん間隔を減らしていって、週一にしてどっかの番組をどかす(終了させる)か?」と発言した。また、第7回の冒頭でも同じような発言をしている。
レギュラー化
2008年4月16日の放送で、司会の中村仁美から特番の高視聴率のご褒美として、編成から水曜22時台の枠を半年間与えられたことが発表され、2008年4月から毎週水曜日 22:00 - 22:54のレギュラー番組として、半年間(2クール)の放送が決定した。これ以降は「豊田皓社長(当時)が直々に辞令を下す」という形式で番組の継続や放送枠の移動が番組内で発表されている。
レギュラー化することによって、この時間帯の大勢の芸人がショートネタを披露する番組としては、90年代中 - 後期にボキャ天芸人を一躍世に送り込んだ『タモリの超ボキャブラ天国』終了以来11年ぶりとなる。レギュラー化を記念して2008年4月13日に特番第1回が再放送された。またレギュラー第1回は15分拡大で放送された。また、番組マスコットキャラクターが作られた。名前は「レッカー君」であり、番組名である「レッドカーペット」から名前を取っている。
2008年11月1日より、フジテレビ On Demandにて番組本放送の有料動画配信が開始された。但し、JASRAC管理の楽曲や、番組とは無関係の楽曲を使用した芸人の出演部分には、楽曲著作権関係で動画配信は適用外とされカットとなる(ピーター×ディラン&キャサリン・鮪男・超新塾・バイきんぐなど)。
ゴールデンタイムへ昇格
2009年4月4日からは毎週土曜日 19:00 - 19:57の放送となり[4]、水曜夜10時枠の後継番組には兄弟番組扱いとなった『爆笑レッドシアター』を編成(2010年9月8日放送終了。後継番組は水曜21時枠から移動してきた『ザ・ベストハウス123』)。
2010年4月より『人志松本の○○な話』のゴールデン昇格(土曜19時台への枠移動)に伴い、同年4月11日から毎週日曜日 19:58 - 20:54に移動[5]。日曜20時枠におけるお笑い番組の放送は『笑う犬の情熱』以来6年半ぶり、また司会の今田耕司にとっても、日曜20時枠のレギュラーは『ダウンタウンのごっつええ感じ』以来13年ぶり。なお、同じく司会の高橋克実は裏番組『大河ドラマ 龍馬伝』(NHK総合)にも出演していた。
2010年8月1日の2時間スペシャルを以って2年5ヶ月間のレギュラー放送を終了し、今後はスペシャル版として放送されることが発表された[6]。なお、前述のとおり高橋は『龍馬伝』出演のため、このスペシャルの途中で「本番中に渋谷(NHK放送センターの所在地)までトイレに行って」、帰ってきた所で辞令を発表した。
レギュラー放送終了後
その後のフジテレビの日曜20時台は19時台番組と併しスペシャル番組を放送し、2010年10月からは今田を出演継続させたバラエティ番組『G★ウォーズ』が当番組の後継番組として放送されたが、低視聴率のため2011年2月6日で放送終了した。また、兄弟番組『爆笑レッドシアター』も2010年9月に放送終了した。
レギュラー放送終了後も、2011年〜2014年までは不定期特別番組として放送は継続されていた。2012年には、『爆生レッドカーペット』と題して当番組では史上初の生放送が行われていた。番組の内容や進行は収録放送と変わらないが、同局が公式サービスとして運営していた「イマつぶ」(2013年9月30日終了)で、視聴者の生コメントを表示したり、「生ウラ」と題して、スタジオのセット裏で出番を控えている芸人や終えている芸人の舞台裏を同局のホームページで生配信したり、さらに「カムバックレッドカーペット」は収録放送ではパネラーが「もう一度見たい芸人」を選んでいるが、パソコンや携帯電話、スマートフォンを利用した視聴者によるネット投票「生リク」によって決定する生放送ならでは「カムバック芸人ネット投票」を開催するといったインターネットを活用した視聴者参加型企画を行った。
その後、2018年1月1日の『初詣!爆笑ヒットパレード』内で久々に復活したが、現時点では本番組の特別版はこれが最後となっている。
レギュラー放送時代に多数出演していたものの、レギュラー放送終了後の特番には1度も出演していない芸人も数組いる(マシンガンズ、U字工事、ザ・パンチ、Wエンジンなど)。
放送時間の変遷(レギュラー放送時代)
期間 | 放送時間(日本時間) | |
---|---|---|
2008.4.16 | 2009.3.25 | 水曜日 22:00 - 22:54(54分) |
2009.4.4 | 2010.3.20 | 土曜日 19:00 - 19:57(57分) |
2010.4.11 | 2010.8.1 | 日曜日 19:58 - 20:54(56分) |
注釈
- ^ 初回は15分拡大スペシャルで23:09まで。
- ^ 最終回は1時間半スペシャルで23:24まで。
- ^ 初回は2時間スペシャルで20:54まで。
- ^ 最終回は2時間スペシャルで20:54まで。
- ^ 初回は2時間スペシャルで19:00から。
- ^ バレーボール中継の延長で5分繰り下げ
- ^ 稀にネタ時間を派手にオーバーしてネタを披露する芸人もいる。
- ^ 特番第1・2弾の放送日は裏番組で『華麗なる一族』(TBSテレビ)があったため、それを意識したもの。なお、特番第3弾の放送では『華麗なる一族』に出演していた北大路欣也からVTRメッセージが届けられている。
- ^ 打ち切りの経緯もあり、初回の2月18日分はノンスポンサーでの放送となり、本編中のCMは全て公共広告機構(現:ACジャパン)のCMで穴埋めされていた。
- ^ たむらのネタが特段つまらなかったわけではないが、番組中、司会陣が「小笑いをとりそうな芸人がいる」と話すなど、小笑いを出させるような動きもあり、またたむら自身もネタの最後に「小笑いは嫌」と言っている。
- ^ 2008年4月30日の放送でふとっちょ☆カウボーイと、2008年9月17日の放送で姫ちゃんが14点(7つ消灯)を出したが中笑であった。
- ^ 2008年6月18日放送でたむらけんじが11点を出し、また2008年12月17日放送でたむらが番組過去最低得点の7点を出し判定は小笑であった。
- ^ 高橋克実はこれを「芸人さんと『○○』する『××』タイム」と言っている(一例として「芸人さんと『滑って転ぶ』『カーリングタイムです』」といい、今田に「縁起でもない!」と突っ込まれている)。
- ^ ザ・ベストハウス123 - 2008年4月16日放送分でレッドカーペット賞歴代受賞者である柳原可奈子、世界のナベアツ、なだぎ武が特集され、いずれも受賞後仕事量が大幅に増えている事が述べられた。
- ^ 受賞者によってはたまに中村アナが担当することがある。
- ^ メンバーはハイキングウォーキングの松田洋昌と鈴木Q太郎とくまだまさし。
- ^ メンバーはゆってぃ、もう中学生、春日俊彰(オードリー)。
- ^ 元々は「筋肉ダービー」としてテンゲンの上簗裕尚とガリ中島、加藤歩(ザブングル)、小島よしお、八木真澄(サバンナ)とのコラボカーペットで出演していた。
- ^ 正式には今泉隊。メンバーは今泉、鈴木Q太郎(ハイキングウォーキング)、今野浩喜(キングオブコメディ)、谷田部俊(我が家)。
- ^ 小笑い・中笑いを獲った芸人では初めてになる。
- ^ ロケ企画SPでの受賞
- ^ 前回の受賞時と異なり単独出演での受賞となった。
- ^ メンバーはいとうあさこ、隅田美保(アジアン)、バービー(フォーリンラブ)。
- ^ 「筋肉ダービー」というユニット名で構成はテンゲン×小島よしお×サバンナ八木×品川庄司庄司×ザブングル加藤の6人
- ^ 但し、COWCOW山田與志、Wエンジンのえとう窓口、ハライチの岩井勇気は押し込まれていない。
- ^ 参加したメンバーは姫ちゃん、もう中学生、Wエンジンのチャンカワイ、ロケット団の倉本剛、フォーリンラブのバービー、赤いプルトニウム、5GAPの久保田賢治(ドライバー)
- ^ テレビ大分はFNS加盟局であるが、日本テレビ系列局とのクロスネットであるため。
- ^ 今田耕司曰く、番組の冒頭で「前回の放送が高視聴率(14.7%)を記録したため、急きょ4月にも追加放送されることとなった。そのために、高橋のスケジュールの調整がつかなくなってしまった」と説明していた。
出典
- ^ a b “[業界プロジェクトX]藪木健太郎”. 2008年6月25日閲覧。 - スポーツ報知
- ^ 小学館「小学六年生」2009年6月号より。
- ^ a b 「芸能・娯楽 1分間に懸けるお笑い芸人 フジ系「レッドカーペット」」2008年9月10日『西日本新聞』朝刊
- ^ レッドカーペット、土曜7時に昇格!ゴールデン殴り込み!! 2009年2月23日 スポーツ報知
- ^ 「人志松本の○○な話」ゴールデン進出
- ^ 移動したばかり…フジ「レッドカーペット」終了 - スポーツニッポン 2010年07月21日
- ^ “お笑い「レッドカーペット」視聴率で岡田Jを“一蹴””. 夕刊フジ (2008年2月18日). 2008年2月18日閲覧。
固有名詞の分類
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