横領罪 横領罪の概要

横領罪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/20 00:48 UTC 版)

横領罪
法律・条文 刑法252条-254条
保護法益 物に対する所有権
主体 他人の物を占有する者(真正身分犯)
客体 自己の占有する他人の物、公務所から保管を命じられた物
実行行為 横領行為
主観 故意犯
結果 結果犯、侵害犯
実行の着手 -
既遂時期 不法領得の意思を実現しようとする行為が行われた時点
法定刑 各類型による
未遂・予備 なし
テンプレートを表示

広義の横領罪は、刑法第二編「罪」- 第三十八章「横領の罪」252条255条)に規定された全ての罪を指し、狭義の横領罪は、刑法252条1項に規定される罪(単純横領罪)のみをいう。

また、自己の物であっても、公務所から保管を命ぜられた場合にこれを横領したときには、横領罪が成立する(刑法252条2項)。




「横領罪」の続きの解説一覧




横領罪と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「横領罪」の関連用語

横領罪のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



横領罪のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの横領罪 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS