出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/13 02:00 UTC 版)
主な記録
最深積雪
2006年 (平成 18年)冬の最深積雪
記録的大雪となった気象台・測候所など
全339観測点のうち上位10位
地名
積雪量(cm)
日付、観測点での記録
青森市酸ヶ湯
(2006年(平成18年)2月13日 、歴代5位)
津南町
(2006年(平成18年)2月5日 、歴代1位)
大蔵村 肘折
(2006年(平成18年)2月12日 、歴代10位)
湯沢町
(2006年(平成18年)1月28日 、歴代1位)
妙高市 関山
(2006年(平成18年)1月8日 、歴代2位)
野沢温泉村
(2006年(平成18年)1月8日、歴代3位)
魚沼市 入広瀬
(2006年(平成18年)2月5日、歴代10位以内に入らず)
西川町 大井沢
(2006年(平成18年)2月12日、歴代6位)
十日町市 十日町
(2006年(平成18年)2月12日、歴代7位)
魚沼市小出
(2006年(平成18年)2月5日、歴代9位)
最深積雪が20cm以上を記録した主な地方気象台 所在地
2006年(平成18年)冬の降雪量
年間の最深積雪の記録を更新した23地点(339地点中)
北海道 - 余市(196cm 2006年(平成18年)2月10日)
秋田県 - 鷹巣(129cm 2006年(平成18年)1月4日)・五城目(137cm 2006年(平成18年)1月5日)
岩手県 - 岩手松尾(62cm 2006年(平成18年)2月8日 )・雫石(113cm 2006年(平成18年)2月10日 )・北上(58cm 2006年(平成18年)2月8日)
山形県 - 狩川(162cm 2006年(平成18年)2月12日 )・向町(205cm 2006年(平成18年)2月6日 )
群馬県 - 藤原(301cm 2006年(平成18年)1月26日 )・みなかみ(275cm 2006年(平成18年)1月28日 )
長野県 - 信濃町(159cm 2006年(平成18年)1月5日)
岐阜県 - 神岡(166cm 2005年(平成17年)12月24日 )・白川(297cm 2006年(平成18年)2月9日 )・長滝(219cm 2005年(平成17年)12月24日)・樽見(171cm 2005年(平成17年)12月24日)
新潟県 - 湯沢(358cm 2006年(平成18年)1月28日)・津南(416cm 2006年(平成18年)2月5日 )
富山県 - 氷見(99cm 2006年(平成18年)1月8日)
福井県 - 武生(92cm 2006年(平成18年)1月8日)
岡山県 - 千屋(97cm 2005年(平成17年)12月24日)
広島県 - 高野(166cm 2005年(平成17年)12月24日)・八幡(182cm 2006年(平成18年)1月7日)
島根県 - 赤名(134cm 2005年(平成17年)12月22日)
※タイ記録除く。1995年以前に統計開始した地点。
※月の最深積雪の記録を更新した地点は2005年(平成17年)12月に106地点、2006年(平成18年)1月に54地点、2月に18地点。
平均気温
2005年(平成17年)12月の平均気温は西日本(近畿 ・中国 ・四国 ・九州)で平年より2.8°C 、東日本(関東 ・甲信 ・北陸 ・東海 )で平年より2.7°C も低くなった。西・東日本ともに気象庁の統計開始以来(1946年 (昭和21年)以降)最も低い値で北日本(北海道・東北)でも平年より1.9°C 、南西諸島(奄美群島・沖縄県)でも平年より1.5°C 低くなり1985年(昭和60年)12月以来、20年ぶりの低温となった。29の気象官署地点 で12月の平均気温が観測開始以来最低となったほか、20年ぶりに日本のすべての地域で12月の平均気温が平年より低くなった。
全国的には12月が記録的な低温だったものの強い低温傾向は1月中旬には収まって寒暖の変動が大きくなり、2月の平均気温は一転して全国的に高温となった。しかし2005年(平成17年)12月〜2006年(平成18年)2月の冬期間中の平均では12月の記録的な低温の影響で北陸地方 で平年よりも1.2度低くなったほか、全国的には北日本で0.6°C 、東日本で0.8°C 、西日本で0.5°C それぞれ平年を下回り北海道から九州北部にかけての広い範囲で低温となり暖冬傾向の平成 時代としては数少ない寒冬 となった。