平成18年台風第3号とは? わかりやすく解説

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平成18年台風第3号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 18:02 UTC 版)

台風第3号(Ewiniar、イーウィニャ)
カテゴリー4の スーパー・タイフーンSSHWS
2006年7月7日における台風第3号
発生期間 2006年6月29日 - 7月11日
寿命 13日
最低気圧 930 hPa
最大風速
(日気象庁解析)
50m/s
最大風速
米海軍解析)
150 mph
被害地域 フィリピン, パラオ, 台湾, ヤップ州, 韓国 , 日本 , 中国
プロジェクト : 気象と気候災害
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平成18年台風第3号(へいせい18ねんたいふうだい3ごう、アジア名:イーウィニャ、フィリピン名:エスター)は、2006年6月沖縄県に接近し、朝鮮半島に上陸した台風である。

概要

進路図

2006年6月30日ヤップ島の南で台風3号が発生し、アジア名「イーウィニャ(Ewiniar)」と命名された。命名国はミクロネシアで、嵐の神を意味する。なお、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)はこの台風について、フィリピン名「エスター(Ester)」と命名している。台風は北上を続け、7月8日沖縄県に接近した。沖縄県を通過後、台風は東シナ海へと進み、7月10日朝鮮半島南部に上陸し、消滅した。

被害

この台風の影響で湿った気流の流入した西日本では大雨となった。九州西海上の東シナ海は大シケとなり、長崎県では漁船が転覆し、漁船の船長が死亡する事故が発生した。また、台風の上陸した韓国南部では大雨による水害や土砂崩れで6人が死亡した。その他に鉄道高速道路が流失し、住宅への浸水などの被害が発生した。この台風3号による被害は韓国、日本中華人民共和国フィリピン台湾などに及んだ。

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