宮沢りえ
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みやざわ りえ 宮沢 りえ | |||||||||||||||||||
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2014年10月、第27回東京国際映画祭にて | |||||||||||||||||||
生年月日 | 1973年4月6日(51歳) | ||||||||||||||||||
出生地 | 日本・東京都練馬区[1] | ||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||
身長 | 167 cm | ||||||||||||||||||
血液型 | B型 | ||||||||||||||||||
職業 | 女優、ファッションモデル | ||||||||||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ、CM | ||||||||||||||||||
活動期間 | 1985年 - | ||||||||||||||||||
配偶者 |
一般人男性(2009年 - 2016年) 森田剛(2018年 - ) | ||||||||||||||||||
事務所 | MOSS | ||||||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||||||
テレビドラマ 『青春オーロラ・スピン スワンの涙』 『協奏曲』 『神様、もう少しだけ』 『フードファイト』 『江〜姫たちの戦国〜』 『鎌倉殿の13人』 映画 『ぼくらの七日間戦争』[2] 『たそがれ清兵衛』[1] 『父と暮せば』 『紙の月』 『湯を沸かすほどの熱い愛』 『人間失格 太宰治と3人の女たち』 『月』 | |||||||||||||||||||
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来歴
モデル[6]として11歳の頃にデビューし[7]、程なくして雑誌 『週刊セブンティーン』(当時)の表紙モデルとなった。1987年(昭和62年)、CM『三井のリハウス』の初代リハウスガール“白鳥麗子”役を務めて注目を集め、トップアイドルの一人となった。
同時期から活躍していた後藤久美子とは、同学年ということもあって仲が良く、また良きライバル関係でもあった。後藤とは11歳の頃、キットカットのCMで共演歴がある。
10代の頃には、16歳の時に『ふんどしカレンダー』や、18歳の時にはヘアヌード写真集『Santa Fe』などの奇抜な話題作り、そしてマネージャーを務めていた母親(通称・りえママ)の存在とで注目された。婚約や婚約解消、また男性との交際、さらに拒食症の噂など[8]、芸能マスコミからのバッシング報道が相次ぎ、アメリカサンディエゴへの移住を発表するなど、一時期は芸能活動休止状態となった[7]。
激痩せから回復して来たと見られる頃から、徐々に芸能活動を再開し、2002年(平成14年)の『たそがれ清兵衛』で落ち着いた演技を見せ、映画の成功以降は、女優としての活動の幅が広がり、本格派女優としての評価が定着しつつある[7]。尊敬する岡本太郎が書き綴った「生きること、死ぬこと」「夫婦愛」などの詩を朗読する活動も行っている。柔らかなウィスパーボイスの持ち主で、ナレーション業も多く務めている。
年譜
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- 1985年、小学6年生の時に、明星食品「チャルメラ」のCMで芸能活動をスタート。
- 1987年、初代リハウスガールを務め注目を集める。
- 1987年、母親の宮澤光子と共に個人事務所「エムツー企画」を設立。
- 1988年、映画『ぼくらの七日間戦争』の主演で女優デビューを果たし、日本アカデミー賞新人賞を受賞。
- 1989年4月、フジテレビ系『青春オーロラ・スピン スワンの涙』で連続ドラマ初主演。同年9月には小室哲哉プロデュースによる『ドリームラッシュ』で歌手デビューし、音楽番組『ザ・ベストテン』の最終回にランクインした(出演はなし)。また、カレンダーでは大胆なふんどしルックが話題を呼ぶ[1]。
- 1990年、セカンドシングル『NO TITLIST』がオリコン最高1位を獲得。同年『第41回NHK紅白歌合戦』に初出場し、「NHKホール外で自由に歌いたい」との本人の希望により、紅白初の中継出演となった。芝浦の倉庫屋上でバスタブに浸かりながら『Game』を歌った姿が話題を呼んだ。また同年代に活躍していた、宮沢、観月ありさ、牧瀬里穂の頭文字「M」から「3M」と呼ばれる。
- 1991年発売の写真集『Santa Fe』(篠山紀信撮影)は宮沢が18歳で人気絶頂時のオールヌード写真集で大ヒットし、150万部以上のベストセラーとなる。東南アジアなどでは、海賊版も出回った。
- 1992年10月27日、貴乃花光司との婚約を発表。当時、国民的な人気を誇っていた2人の婚約は“世紀のカップル誕生”と大きな話題となる。しかし、1993年1月27日、「人生最高のパートナーになれなかった」とコメントを発表し、わずか2か月間で婚約解消を発表[1][7]。
- 1995年、映画『藏』の出演が決まっていたがクランクイン直前に突如降板騒動を起こす[9]。
- 2001年、香港映画『華の愛〜遊園驚夢』で第23回モスクワ国際映画祭・主演女優賞受賞。
- 2003年、『たそがれ清兵衛』で日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞を受賞[1]。
- 2005年、『父と暮らせば』で第47回ブルーリボン賞・主演女優賞受賞。
- 2009年2月、妊娠6か月であることを発表[10][11][12]。同年5月、第一子となる女児を出産。同年8月に復帰[13][14]。
- 2013年5月6日、天海祐希が舞台『おのれナポレオン』終了後、軽度の心筋梗塞と診断され、1週間から10日の安静治療を要するとしてそのまま入院したため、アルヴィーヌ役に起用される。宮沢は、この突然の代役要望を快諾したという。わずか2日間の稽古期間を置いたのち、2時間20分、台詞回しの多いアルヴィーヌ役を見事に演じきった。
- 2014年、『MIWA』の演技に対して、第39回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞。[15]
- 2014年、キャリア初となる番組の司会を担当する、タモリとの共演番組『ヨルタモリ』が10月からスタート。
- 2014年、『紙の月』で7年ぶりに映画主演し、第27回東京国際映画祭・最優秀女優賞を受賞。日本人女優では11年ぶりの快挙となった[16]。
- 2021年、三井のリハウスのCMに34年ぶりに出演。宮沢は白鳥麗子役で変わらないが、1女(娘役:近藤華)の母親となっている。
- 2021年11月2日、夫である森田剛と共に新事務所「MOSS」を設立。
注釈
出典
- ^ a b c d e f g h 別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.118.
- ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.73.
- ^ a b “宮沢りえ”. 日本タレント名鑑. VIPタイムズ社. 2017年1月19日閲覧。
- ^ “宮沢りえ - 略歴・フィルモグラフィー”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2017年1月19日閲覧。
- ^ “宮沢りえ「すったもんだ」から実力派へ”. nikkansports.com. (2009年2月13日)
- ^ “宮沢りえ、後藤久美子、牧瀬里穂、あどけなさが残る銀幕デビュー作を一挙放送”. 映画ナタリー (2015年6月5日). 2022年4月2日閲覧。
- ^ a b c d “CM依頼が続々…人気完全復活、宮沢りえの魅力”. ZAKZAK. (2006年11月14日). オリジナルの2006年11月26日時点におけるアーカイブ。
- ^ “りえ主演映画「激やせ」見送り”. ZAKZAK. (1997年7月14日). オリジナルの1997年7月14日時点におけるアーカイブ。
- ^ 「消えた主役」名作ドラマ・映画の知られざる“交代劇”(1)「鬼龍院花子の生涯」脚本家・高田宏治インタビュー
- ^ “宮沢りえ妊娠!結婚!お相手は実業家男性”. sponichi Annex. (2009年2月13日). オリジナルの2009年2月14日時点におけるアーカイブ。
- ^ “りえ発表全文「赤ちゃんを授かりました」”. asahi.com. (2009年2月13日). オリジナルの2009年3月10日時点におけるアーカイブ。
- ^ “宮沢りえ 結婚相手は40代“ゴツイ系”男性”. sponichi Annex. (2009年2月20日). オリジナルの2009年2月22日時点におけるアーカイブ。
- ^ ““ママ”になっても美しさはその“まま”宮沢りえ”. ZAKZAK. (2009年8月29日)
- ^ “【芸能ニュース舞台裏】幸せいっぱい!宮沢りえ出産後わずか3カ月で復帰”. ZAKZAK. (2009年9月5日)
- ^ “大賞は『レ・ミゼラブル』スタッフ・出演者一同へ 「第39回菊田一夫演劇賞」発表に”. シアターガイド. (2014年4月4日)
- ^ 宮沢りえが映画「紙の月」で東京国際映画祭・最優秀女優賞を受賞 シアターガイド
- ^ “宮沢りえ「大きな夢」かなった!幸せ報告”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2009年2月14日) 2021年1月20日閲覧。
- ^ 宮沢りえ 結婚相手は40代“ゴツイ系”男性 - サンケイスポーツ 2009年2月20日
- ^ “宮沢りえ 都内で挙式!誕生会には母の姿も”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2009年4月15日) 2021年1月20日閲覧。
- ^ “りえが女の子のママに!都内病院で20日出産”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2009年5月23日) 2021年1月20日閲覧。
- ^ “宮沢りえ離婚!結婚3年…すれ違い生活続き(1/2ページ)”. SANSPO.COM (産経新聞社). (2012年5月8日). オリジナルの2012年5月10日時点におけるアーカイブ。
- ^ “宮沢りえが別居、離婚へ向けて協議中”. デイリースポーツonline (デイリースポーツ/神戸新聞社). (2012年5月8日). オリジナルの2012年5月10日時点におけるアーカイブ。
- ^ 宮沢りえ離婚成立を発表「役者として、母として、一人の人間としてこれからも前進」 - 東スポWeb 2016年3月18日
- ^ “V6森田剛と宮沢りえが結婚 封書でファンに報告”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年3月16日) 2018年3月16日閲覧。
- ^ 美川、宮沢りえの婚約「ぶっ壊した」 Daily Sports Online 2014年10月6日
- ^ “宮沢りえ、クドカンと来年2月公開映画で初タッグ!”. スポーツ報知 (2015年9月24日). 2015年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年9月24日閲覧。
- ^ “宮沢りえ、杉咲花と母娘役で“初合体”!熱演誓う「燃え尽きたい」”. SANSPO.COM (2015年6月10日). 2015年6月10日閲覧。
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- ^ 青春牡丹燈籠 - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
- ^ 番組エピソード 愛の形はさまざま!『恋愛ドラマ特集』-NHKアーカイブス
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- ^ “宮沢りえ×寺島しのぶ、山崎豊子原作『女系家族』でW主演 愛人vs総領娘の争い勃発”. クランクイン!. ブロードメディア株式会社 (2021年10月30日). 2021年10月30日閲覧。
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- ^ “宮沢りえが“女性に変身した青年貴族”演じる「オーランド」演出は栗山民也、共演にウエンツ瑛士ら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年1月11日). 2024年1月11日閲覧。
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- ^ “ぼくらの7日間戦争:宮沢りえがカムバック アニメ版で30年後の中山ひとみ演じる”. まんたんウェブ. (2019年9月30日) 2019年9月30日閲覧。
- ^ “宮沢りえ「ジャングル・ブック」で実写吹き替えに初挑戦!母性あふれるオオカミに”. 映画.com. 2016年6月8日閲覧。
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- ^ “宮沢りえ「白鳥麗子」から34年-ママになって帰還 「三井のリハウス」新CM”. デイリースポーツ (2021年6月4日). 2021年6月4日閲覧。
- ^ 「富士通株式会社[FM-TOWNS]――宮沢りえ」『Square 21 = スクウェア21 : human connection : 夢実現!志事人たちのコミュニティ誌』第83号、全国経営者団体連合会、1990年11月15日、78 - 79頁、NDLJP:2865119/41。
- ^ 「ダイハツ工業――[オプティ]宮沢りえ」『Square 21 = スクウェア21 : human connection : 夢実現!志事人たちのコミュニティ誌』第106号、全国経営者団体連合会、1992年12月15日、38 - 39頁、NDLJP:2865142/21。
- ^ 「CF撮影余話(エースコック)」『近代企業リサーチ 9月10日』第666号、中小企業経営管理センター事業部、1992年9月10日、77頁、NDLJP:2652167/39。
- ^ 第11回 1994年 授賞語(ユーキャン 新語・流行語大賞)
- ^ 『MU』ORICON NEWS - 宮沢りえ
- ^ 『Chepop』ORICON NEWS - 宮沢りえ
- ^ 『GAME~BIRTHDAY SELECTION』ORICON NEWS - 宮沢りえ
- ^ 『ROSEE』ORICON NEWS - 宮沢りえ
- ^ 『20ans.〜Best Selection〜』ORICON NEWS - 宮沢りえ
- ^ 『ゴールデン・Jポップ/ザ・ベスト』CDジャーナル - 宮沢りえ
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- ^ “キネマ旬報ベスト・テン決定、「この世界の片隅に」「ハドソン川の奇跡」が1位に”. 映画ナタリー. (2017年1月10日) 2017年1月10日閲覧。
- ^ “【映画大賞】主演女優賞・宮沢りえ「未完成のままでいきたい」”. 東スポWeb. (2017年2月27日) 2018年2月17日閲覧。
- ^ “第40回日本アカデミー賞 最優秀賞” (2017年3月3日). 2017年3月3日閲覧。
- ^ “第26回受賞作品”. 2018年2月7日閲覧。
- ^ “日本アカデミー賞優秀賞発表 作品賞に『翔んで埼玉』『キングダム』など”. ORICON NEWS (oricon ME). (2020年1月15日) 2020年1月15日閲覧。
- ^ “「相棒season13」など放送文化基金賞受賞”. 東スポWeb (2015年6月10日). 2015年6月11日閲覧。
- ^ “第25回読売演劇大賞、大賞に宮沢りえさん”. YOMIURI ONLINE (読売新聞). (2018年2月3日) 2018年2月3日閲覧。
- ^ “今年のベストドレッサー賞は宮沢りえ、片岡愛之助、小山薫堂、福原愛、トヨタ社長ら”. FASHION HEADLINE. (2014年11月28日) 2014年11月28日閲覧。
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