ロードノイズ
走行中、路面の刺激によって車室内に発生する騒音のこと。路面の凹凸によってタイヤが弾性振動し、その振動が懸架系、車体に伝達されて音を発するもので周波数は50~500Hzである。20~50Hzの低周波音(ドラミング)をロードノイズに含めることもある。タイヤ、懸架系、車体の弾性体としての固有振動や、タイヤ、車室の空洞共鳴が励起されるためロードノイズは独特の周波数スペクトルを有する。通常、乗用車では80Hz付近、200~300Hzに大きいスペクトルをもつ。タイヤから車体までの構造体の固有振動数の分散、振幅の低減、結合部分におけるマウントの振動絶縁性向上などにより、ロードノイズの低減がはかられる。
ロードノイズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/16 05:01 UTC 版)
タイヤと路面が接触することで発生する音。100km/h以下での場合と、100km/h以上などでの高速安定性時。また、「平坦な路面」、「荒れた路面」、「突き上げ時」など速度と路面状態により分けることが出来る。車体そのものの性能のほか、タイヤの静粛性能に大きく依存する傾向にある。
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