揮発性メモリ
別名:揮発メモリ
【英】volatile memory
揮発性メモリとは、電気の供給を断つと記憶内容が消失してしまう記憶装置のことである。
揮発性メモリには、常時、データの再書き込み(リフレッシュ)をしなければ内容が消失してしまうDRAM(Dynamic Random Access Memory)や、電気が供給されている限り記憶内容が保持されるSRAM(Static Random Access Memory)などがある。
SRAMの多くは、CMOS回路で構成されており、待機時の消費電流を小さくできるため、携帯機器やパソコン、ワークステーションなどのキャッシュメモリに適しているといわれている。
一方DRAMは、SRAMよりも回路の仕組みが簡単なため、低価格で、コンピュータのメインメモリのような大きな記憶容量を必要とするシステム構築に利用される。
揮発性メモリ
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2023年12月) |
揮発性メモリ(きはつせいメモリ、volatile memory)とは、メモリを分類する観点のひとつで、電源を供給しないと記憶している情報を保持できないメモリのことである。対して、電源を供給しなくても情報を失わないメモリは不揮発性メモリである。
主記憶装置はもっぱら揮発性である。
種類
- RAM (Random Access Memory)
いわゆるRAMと言われているものの大部分は揮発性メモリである。
- ダイナミックメモリ - ダイナミックメモリは原理的に揮発性である
- スタティックメモリ
- 遅延メモリ
記憶を失わせないための方法
揮発性メモリは電源供給が断たれると記憶している情報が失われるので、記憶されている情報を維持し続けるためには電源を常に(あるいは一定間隔ごとに)供給する必要がある。
SRAMのようにごくわずかな待機電流(待機電力)で記憶を保持可能な場合(一般に、それが可能なものはデータシートにそのようなモードについて記載がある)、内蔵のキャパシタ and・or 電池によりバッテリーバックアップし、短時間の電源断の場合に、あるいは長期にわたって、記憶を保持させるようなシステムもある。
- volatile memoryのページへのリンク