キングダム ハーツIII
(kh3 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/09 09:55 UTC 版)
| ジャンル | アクションRPG |
|---|---|
| 対応機種 | PlayStation 4 Xbox One Microsoft Windows Nintendo Switch |
| 開発元 | スクウェア・エニックス |
| 発売元 | スクウェア・エニックス |
| プロデューサー | 西理江 |
| ディレクター | 野村哲也 安江泰 |
| デザイナー | 野村哲也 |
| シナリオ | 野村哲也 岡勝 |
| 音楽 | 下村陽子 石元丈晴 関戸剛 主題歌作曲: 宇多田ヒカル、Skrillex、Poo Bear |
| 美術 | 野村哲也 |
| シリーズ | キングダム ハーツ シリーズ |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | PS4/XB1: PC: Switch: |
| ゲームエンジン | Unreal Engine 4 |
『キングダム ハーツIII』(キングダム ハーツ スリー、KINGDOM HEARTS III、略称: キングダム ハーツIII)は、スクウェア・エニックスより2019年1月25日に発売されたPlayStation 4、Xbox One用アクションRPG。ウォルト・ディズニー社とのコラボレーションタイトルであるキングダム ハーツ シリーズのナンバリング第3作目。初代『キングダム ハーツ』から続いてきた「ダークシーカー編」の完結編となる[1]。マイクロソフトのハードでは初リリースとなる。
2020年1月23日には追加要素を含んだ『キングダム ハーツIII リマインド』が配信開始された。
のちにPC版がEpic Games Storeから2021年3月30日に発売、Steamから2024年6月14日発売された。Nintendo Switchでは『KINGDOM HEARTS III + Re Mind (DLC) Cloud Version』が2022年2月10日に発売された。
ゲームシステム
基本的なシステムはナンバリング2作品目『キングダム ハーツII』をベースに、正統進化をしたものとなっている[2]。キングダム ハーツシリーズでは非ナンバリング作品に挑戦的なシステムが採用されてきた一方、ナンバリング作品ではユーザーの期待に応えるものや安心感のあるものが必要とされ、本作では『キングダム ハーツII』を基礎として、非ナンバリング作品のシステムをブラッシュアップした要素が取り入れられている[3]。
『キングダム ハーツII』では2種類のバトルコマンドを切り替える方式だったが、本作では「たたかう」「まほう」「アイテム」「リンク」に一本化され、装備するキーブレードを3本まで切り替えられるようになった。また、従来のナンバリング作品ではソラ、ドナルド、グーフィーを基本とする3人パーティからメンバーを入れ替えていたが、本作ではこの3人に各ワールド固有のキャラクターが加わる形式となり、パーティ人数は3~5人で変動する。
戦闘では、『キングダム ハーツII』のリアクションコマンドを発展させた「シチュエーションコマンド」が導入され、宝箱を開ける、人と話すといった通常のアクションに加え、戦闘中の各種行動も状況に応じて実行する。攻撃によってゲージを蓄積して大技を発動する「フィニッシュ技」や、キーブレードの変形に伴ってソラの外見や性能も変化する「キーブレード変形・フォームチェンジ」もこの仕組みに含まれる。さらに、メリーゴーランドやジェットコースターなど遊園地のアトラクションをモチーフとした「アトラクションフロー」や、仲間との「れんけい」もシチュエーションコマンドとして発動する。
このほか、『BbS』のシュートロックを発展させ、敵やオブジェクトをロックオンして大技を放つ「シュートフロー」があり、派生する「アスレチックフロー」ではフィールド上を高速移動して攻撃や移動を行える。様々なキャラクターを召喚して連携攻撃を行う「リンク」も用意されている。ワールド間の移動に用いるグミシップは、『キングダム ハーツ』『キングダム ハーツII』のコース制シューティングから、広大な空間を自由に航行・探索する形式へ変更され、ハートレスの群れに接近するとシューティング形式の戦闘へ移行するほか、従来と同様にグミブロックを組み合わせてオリジナルの機体を製作できる。
本作のエピローグとシークレットムービーは、流出などの事態に備えて発売後のアップデートで無料配信する方式が取られた[4]。
キングダム ハーツIII リマインド
2020年1月23日から配信された有料ダウンロードコンテンツ。当初は2019年内の配信を予定していた[5]。追加シナリオや、新機能などが追加される[6]。
シリーズ作品における『ファイナル ミックス』に近いが、従来のようにフルプライスで発売される形ではなく、追加要素がDLCとして配信される形となった。また、従来は『ファイナル ミックス』で行われていたバトル面の追加要素は今回は無料DLCとして上述のVer.1.07に含まれている。
追加シナリオとして、本編クリア後にカイリを救うため、光と闇が衝突する前の時間へ旅立ったソラの戦いを描く「Re Mind」が収録されている。一部の戦闘ではリク、アクア、ロクサス、カイリをプレイアブルキャラクターとして選択できる場面もある。さらに、「Re Mind」の後日談として、強化された真XIII機関の再現データと戦う「リミットカットエピソード」と、とある人物との戦いを描き、次回作への伏線も含む「シークレットエピソード」が収録されている。
新機能として英語ボイス設定が追加されたほか、キャラクターを自由に配置して写真撮影を行う「データグリーティング」、撮影した写真から動画を作成する「スライドショー」、ゲーム難易度やプレイ条件を調整する「プレミアムメニュー」が追加された。プレミアムメニューには「ファストパスコード」と「ブラックコード」の2種類が用意されている。
あらすじ
キングダム ハーツ2.9
マスター承認試験の後、マスター・ゼアノートは自身の器となる真XIII機関を率いて復活し、キーブレード戦争の再来を目指す。これに対抗するため、ソラたちは「7人の光の守護者」を揃えることになる。王様とリクは闇の世界に残されたアクアの救出へ向かい、カイリとアクセルはキーブレード使いとして修行を始める。一方、試験で闇に呑まれたことで力を失ったソラは、ドナルド、グーフィーとともに「目覚めの力」を取り戻す手掛かりを求めてオリンポスへ向かうが、目的を果たせない。王様とリクもアクアを発見できず、一度撤退する。
本編
ソラ、ドナルド、グーフィーは目覚めの力を取り戻すため各地の世界を巡り、その過程で真XIII機関とたびたび遭遇する。一方、王様とリクはアクアの足跡を追って再び闇の世界へ向かう。そこでアクアは賢者アンセムと再会するものの、闇の探究者アンセムとの戦いに敗れて闇に呑まれる。賢者アンセムも連れ去られるが、後にヴィクセンらによって救出される。
王様とリクの連絡が途絶えたことを知ったソラは闇の世界へ向かい、リクとともにアクアを救い出す。光の世界へ戻ったアクアは、忘却の城を本来の「旅立ちの地」へ戻して、そこで眠っていたヴェントゥスのもとへ向かう。ヴァニタスの襲撃を受けるが、ソラはこの戦いを通じて目覚めの力を取り戻し、ヴェントゥスを目覚めさせる。修行を終えたアクセルとカイリも加わり、光の守護者が揃う。
光の守護者たちは真XIII機関との決戦のためキーブレード墓場へ向かうが、一度は敗北し、ソラも「終わりの世界」へ送られる。しかしソラはチリシィの助けを得て復活し、目覚めの力で仲間たちの心を取り戻すことで敗北した歴史を書き換える。再び真XIII機関と対峙した光の守護者には、テラ、ロクサス、シオンも復帰し、両陣営の戦いは最終局面を迎える。ゼアノートはカイリを利用してχブレードを完成させ、キングダムハーツを出現させる。
ソラ、ドナルド、グーフィーはゼアノートをキングダムハーツから引き離し、スカラ・アド・カエルムで決着をつける。敗れたゼアノートは、テラの心に宿っていたエラクゥスに説得され、χブレードをソラたちに託して消滅する。ソラたちはχブレードでキングダムハーツを閉じ、世界の初期化を阻止するが、カイリは戻っていない。ソラは彼女を救うため再び目覚めの力を使うことを決め、仲間のもとを離れる。一方、キーブレード戦争の時代に姿を消した「ロストマスター」たちが現代へ帰還する。
リマインド
カイリを取り戻すため、ソラはチリシィから目覚めの力を使い続ければ自分が世界から消える危険があると知らされながらも、過去の光の守護者たちの戦いへ干渉する。ソラは仲間たちの心をたどりながらカイリの心の欠片を集め、彼女を復活させる。その一方で、元の時間では光の守護者たちがレプリカ・ゼアノートの襲撃を受けるが、王様を中心にこれを退ける。復活したカイリとソラもアーマー・ゼアノートを破り、戦いは終結する。
ソラとカイリはチリシィを迎えたのち仲間たちのもとへ戻るが、目覚めの力を繰り返し使った代償として、ソラはカイリの目の前から消失する。
登場ワールド
本作の登場ワールドは新規のものが多く、シリーズで初めてピクサー・アニメーション・スタジオ作品を題材とするワールドが登場した。ディズニー作品を題材とするワールドは従来作より広大になった一方、オリジナルのワールドには行動範囲が限られるものやイベントのみで訪れるものも多い。また、ワールドそのものではないが、2018年4月15日にはゲーム中で遊べるゲーム&ウオッチ風ミニゲーム「CLASSIC KINGDOM」として、ディズニーの短編映画作品から『裏庭の闘い』『カーニバル・キッド』『ミッキーの陽気な農夫(The Musical Farmer)』『ミッキーの巨人征服』を題材とする内容のトレーラーが公開された[7]。
シリーズのオリジナル世界では、元キーブレードマスターでミッキーの師匠であるイェン・シッドが暮らす「不思議な塔(Mysterious Tower)」がソラたちの拠点となるが、本作ではイベントシーンのみで内部を探索することはできない。「トワイライトタウン(Twilight Town)」は『キングダム ハーツII』から続投し、トラム広場から幽霊屋敷前までが舞台となる一方、駅前やサンセット街などには行けなくなっている。「レイディアントガーデン(Radiant Garden)」はさらに復興が進み、『BbS』の頃に近い姿を取り戻しているが、本編ではイベントシーンのみの登場で、ReMINDではリクが訪れてマーリンの家でのみ操作できる。
ディズニー作品を題材とするワールドでは、『ヘラクレス』の「オリンポス(Olympus)」が『3D』を除いて引き続き登場し、本作では従来のコロシアムや冥界ではなく、「天界」「オリンポス山」や『BbS』にも登場した「テーベの街」が主な舞台となる。このワールドはチュートリアルを兼ね、その出来事は『キングダム ハーツII.9』として位置づけられている。『トイ・ストーリー』の「トイボックス(Toy Box)」ではアンディの家とその周辺に加えて、オリジナルの舞台となる玩具店「ギャラクシートイズ」が登場する。物語は映画『トイ・ストーリー2』の後に実際に起こった出来事として扱われ、『トイ・ストーリー』シリーズの時間軸上に本作が含まれる[8]。
『塔の上のラプンツェル』の「キングダム・オブ・コロナ(Kingdom of Corona)」は、ラプンツェルの塔からコロナの町までの森が舞台となり、沼地や湿地帯、花の群生地などが描かれる。『モンスターズ・インク』の「モンストロポリス(Monstropolis)」は、エネルギー源が子供の悲鳴から笑い声へ変わり、サリーが社長、マイクがNO.1社員となった映画本編後の世界として登場する。『アナと雪の女王』の「アレンデール(Arendelle)」では北の山とラクシーヌが作り上げた氷の迷宮が主な舞台となり、『くまのプーさん』の「100エーカーの森(100 Acre Wood)」ではラビットの家周辺が行動範囲となる。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』の「ザ・カリビアン(The Caribbean)」では、『キングダム ハーツII』の港町ポートロイヤルや死の島に加えて広大なカリブ海と島々が舞台となり、海賊船を操って自由に航海・探索できる。『ベイマックス』の「サンフランソウキョウ(San Fransokyo)」はBIG HERO 6が活動する大都市で、ベイマックスが2号機であることから、映画の続編『帰ってきたベイマックス』から『ベイマックス ザ・シリーズ』の間に位置する。
物語の進行に伴って訪れるオリジナル世界としては、リクと王様がアクアを探しに向かう「闇の世界」、ソラ、リク、ゼアノートの故郷である「デスティニーアイランド(Destiny Islands)」、テラ、ヴェントゥス、アクアの故郷である「旅立ちの地(Land of Departure)」が登場する。旅立ちの地はヴェントゥスを守るため忘却の城へ変化していたが、アクアが封印を解くことで本来の姿を取り戻す。
終盤では、キーブレード戦争の跡地で真XIII機関の拠点となる「キーブレード墓場(Keyblade Graveyard)」、現世で最期を迎えながら心が完全には消滅しなかった者がたどり着くとされる「終わりの世界(The Final World)」、かつてのキーブレード使いが住んでいた都「スカラ・アド・カエルム(Scala ad Caelum)」が登場する。スカラ・アド・カエルムは白い建物が階段状に幾重にも重なり、水面に浮かぶ小さな山々からなる街で、本編ではマスター・ゼアノートとの最終決戦の舞台として使われ、ReMINDではその一部を探索できる。
声の出演
キャスト(日本語) / キャスト(英語)の順。※ハデス役の嶋田久作によると本作の音声収録は2017年3月頃から行われていたという[9]。
- ソラ、ヴァニタス - 入野自由 / ハーレイ・ジョエル・オスメント
- リク、リク=レプリカ、ダーク・リク - 宮野真守 / デヴィッド・ギャラガー
- カイリ 、シオン - 内田莉紗/ アリソン・ストーナー
- テラ - 置鮎龍太郎 / ジェイソン・ドーリング
- アクア - 豊口めぐみ / ウィラ・ホランド
- ヴェントゥス、ロクサス - 内山昂輝 / ジェシー・マッカートニー
- アクセル(リア) - 藤原啓治 / クィントン・フリン
- ナミネ - 中原郁 / メガン・ジェット・マーティン
- ハイネ - 須藤誠 / ザカリー・ゴードン
- ピンツ - 田谷隼 / トリシアン・チェイス
- オレット - 渡辺優奈 / アシュレイ・バッチャー
- イェンツォ - 石田彰 / ヴィンス・コラッツァ
- ヤング・ゼアノート - 奥田隆仁 / ベンジャミン・ディスキン
- ヤング・エラクゥス - 浪川大輔 / ドレイク・ベル
- 王様 - 青柳隆志、星野貴紀[注 1] / ブレット・イワン
- ドナルド - 山寺宏一 / トニー・アンセルモ
- グーフィー - 島香裕 / ビル・ファーマー
- チップとデール - 滝沢ロコ(チップ)、稲葉実(デール) / トレス・マクニール(チップ)、コーリー・バートン(デール)
- ジミニー・クリケット - 多田野曜平 / ジョー・オフマン
- スクルージ・マクダック - 小形満 / エン・ライテル
- ヒューイ・デューイ・ルーイ - 坂本千夏 / ルシー・テイラー
- マーリン - 後藤敦 / ジェフ・ベネット
- イェン・シッド - 稲垣隆史 / コーリー・バートン
- マレフィセント - 沢田敏子 / スーザン・ブレイクスリー
- ピート - 北川勝博 / ジム・カミングス
- ヘラクレス - 松本保典 / テイト・ドノヴァン
- メガラ - 松本梨香 / スーザン・イーガン
- ハデス - 嶋田久作 / ジェームズ・ウッズ
- ゼウス、賢者アンセム - 若山弦蔵 / コーリー・バートン
- ナレーター - 浦山迅 / デヴィッド・ケイ
- ウッディ - 辻谷耕史[注 2] / ジム・ハンクス
- バズ・ライトイヤー - 稲葉実 / マイク・マクレー
- ハム - 咲野俊介 / ジョン・ラッツェンバーガー
- レックス - 三ツ矢雄二 / ウォーレス・ショーン
- 軍曹 - 玉野井直樹 / ピョートル・マイケル
- 部下 - 根本泰彦 / ロジャー・クレイグ・スミス
- エイリアン - 多田野曜平、落合弘治、桜井敏治 / ジェフ・ピジョン
- サリー - 石塚英彦 / クリストファー・スウィンドル
- マイク - 田中裕二 / カルロス・アラズラキ
- ブー - 井上愛理[注 3] / メアリー・ギブス
- ランドール - 青山穣 / J.P.マヌー
- ジャック・スパロウ - 平田広明 / ジャレッド・バトラー
- ウィル・ターナー - 平川大輔 / クリスピン・フリーマン
- エリザベス・スワン - 弓場沙織 / エリザ・シュナイダー
- ヘクター・バルボッサ - 壤晴彦 / ブライアン・ジョージ
- ジョシャミー・ギブス航海士 - 青森伸 / ケヴィン・マクナリー
- ティア・ダルマ - 高乃麗 / レスリー・L.ミラー
- カトラー・ベケット卿 - 横島亘 / ミック・ウィンガート
- デイヴィ・ジョーンズ - 大塚芳忠 / ロビン・アトキン・ダウンズ
- エルサ - 松たか子 / イディナ・メンゼル
- アナ - 神田沙也加 / クリスティン・ベル
- クリストフ - 原慎一郎 / ジョナサン・グロフ
- オラフ - ピエール瀧→武内駿輔[注 4] / ジョシュ・ギャッド
- マシュマロウ - 藤原貴弘 / ポール・ブリッグス
- ラプンツェル - 中川翔子 / ケルシー・ランズダウン
- フリン・ライダー - 畠中洋 / ザッカリー・リーヴァイ
- ゴーテル - 剣幸 / ドナ・マーフィー
- ベイマックス - 川島得愛 / スコット・アドシット
- ヒロ・ハマダ - 本城雄太郎 / ライアン・ポッター
- フレッド - 新田英人 / T・J・ミラー
- ゴー・ゴー - 浅野真澄 / ジェイミー・チャン
- ワサビ - 武田幸史 / カリー・ペイトン
- ハニー・レモン - 山根舞 / ジェネシス・ロドリゲス
- プー - かぬか光明 / ジム・カミングス
- ピグレット - 小形満 / トラヴィス・オーツ
- ティガー - 玄田哲章 / ジム・カミングス
- ラビット - 龍田直樹 / トム・ケニー
- ゴーファー - 河本邦弘 / マイケル・ガフ
- ルー - 木村皐誠 / エイダン・マグロウ
- ランピー - 田中仁人 / アメリア・スタンガー
- アンセム、テラ=ゼアノート - 大塚明夫 / リチャード・エプカー
- シグバール - 大塚芳忠 / ジェームズ・パトリック・スチュワート
- ゼムナス - 若本規夫 / ポール・セント・ピーター
- ヴィクセン - 千葉繁 / デレク・スティーヴン・プリンス
- ルクソード - 中田譲治 / ロビン・アトキン・ダウンズ
- サイクス - 佐藤銀平 / カーク・ソーントン
- デミックス - 鈴村健一 / ライアン・ショーン・オドノヒュー
- ラクシーヌ - 宮村優子 / シャネル・ワークマン
- マールーシャ - 池田秀一 / キース・ファーガソン
- チリシィ - 金田朋子 / ララ・ジル・ミラー
- エフェメラ - 上村祐翔 / マイケル・ジョンストン
- イラ - 梅原裕一郎 / マックス・ミッテルマン
- アセッド - 木村昴 / トラヴィス・ウィリン
- グウラ - 石川界人 / ケビン・クイン
- インヴィ - 花澤香菜 / カリッサ・リー・ステープルズ
- ネームレス・スター - 清水理沙 / マディソン・ダヴェンポート
- マスター・エラクゥス - 井上真樹夫 / マーク・ハミル
- マスター・ゼアノート - 大塚明夫、大塚周夫[注 5] / ルトガー・ハウアー、クリストファー・ロイド[注 6]
- レオン - 石川英郎 / ダグ・アーホルツ
- エアリス - 坂本真綾 / アンドレア・ボーウェン
- ユフィ - かかずゆみ / メイ・ホイットマン
- シド - 山路和弘 / クリス・エジャリー
- フェアリー・ゴッドマザー - 京田尚子 / バーバラ・ディリクソン
- マスター・オブ・マスター - 杉田智和 / レイ・チェイス
- ヨゾラ - 畠中祐 / ディラン・スプラウス
- その他 - 佐藤美由希、和優希、星野健一、荻沢俊彦、稲垣拓哉、松島昭浩、宮本崇弘、羽鳥佑、坂井恭子、水野ゆふ、土門敬子、竹内夕己美、土井真理、伊沢磨紀、高橋沙耶香、片平美那、田中有紀、岡本沙保里、松浦裕美子、永田昌康、松本秀幸、佐藤愁貴、越後屋コースケ、中尾智、吉田健司、山橋正臣、藤高智大、北村謙次、佐瀬弘幸
開発
2013年6月10日(現地時間)に行われた「Electronic Entertainment Expo 2013」のSCEカンファレンスにてシリーズ初のPlayStation 4用として開発中であると発表される[11]。同年6月12日にプライベートカンファレンス「SQUARE ENIX -THE FUTURE-」が開催され、Xbox Oneでも開発中であると発表される。
開発は『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』以降は事実上のキングダム ハーツメイン開発チームとなっているスクウェア・エニックス第3ビジネス・ディビジョンで行われた。かつて本作に関してはディレクターの野村哲也のインタビュー等で名前の出ることは多々あっても、『キングダム ハーツII』の開発チームが『ファイナルファンタジーXV』(旧題:『ファイナルファンタジー ヴェルサスXIII』)を制作中のため、こちらの作業の終了後に制作に取りかかると明言されていた。しかし、『FFヴェルサスXIII』が発表以来長らく情報が出ていなかったこともあり、それに伴い『キングダム ハーツIII』も全く進展のない状態が続いていたが、上述のE3 2013において、『FFヴェルサスXIII』の『FFXV』への改題およびPS4・Xbox One両タイトルとしての発売の発表と共に、『キングダム ハーツIII』も開発中であること、開発チームは『キングダム ハーツII』のチームではなく、『BbS』などを開発した大阪チームをベースに東京のスタッフと共同での制作であることが明かされた。
シリーズでは初となるライティングが使用されている。また、ディズニー作品の2Dのブラシ絵のような表現を3Dで表現することを目標に、開発内で「キングダムシェーダー」と呼ばれるシェーダーを本作のために新たに開発している[1]。ゲームエンジンは当初『ファイナルファンタジーXV』と同じルミナススタジオ(現名称:ルミナスエンジン)を使用していると発表されていたが[12]、開発の途中でUnreal Engine 4に変更されている[13]。
主題歌はこれまでのナンバリング作品と同様、宇多田ヒカルが提供している。2018年2月10日に東京ディズニーリゾートで行われた“D23 Expo Japan 2018”にて、『誓い』(英語版:『Don't Think Twice』[14])がエンディングテーマとなることが発表された[15]。宇多田がキングダム ハーツシリーズに楽曲を提供するのは『キングダム ハーツII』以来、約13年ぶりとなる[注 7]。また、同年9月28日には、Skrillexと宇多田の共同制作楽曲である『Face My Fears』がオープニングテーマとなることが発表された[16]。宇多田は当初Skrillexに『誓い』のリミックス制作を依頼していたが、キングダム ハーツシリーズのファンを公言するSkrillexが新規の楽曲制作を提案し、二人のコラボレーションが実現した。シリーズ作品で、オープニングとエンディングで完全に別の楽曲が主題歌となったのは本作が初となる[注 8]。
スタッフ
- ディレクター、コンセプトデザイン、ストーリー、2Dメインアート:野村哲也
- Co.ディレクター:安江泰
- シナリオ、カットシーンディレクター:岡勝
- 音楽:下村陽子、関戸剛、石元丈晴
- メインプログラマー:後藤保、中道雅史、中健吾
- テクニカルディレクター:磯脇隆
- バトルディレクター:柴田伯一
- マップディレクター:宮崎要
- マップアートディレクター:藤本武史
- アニメーションディレクター:浜田康司、品川宗則、井上功司
- キャラクターアートディレクター:山崎透、板井崇
- 2Dキャラクターアートディレクター:塚田大吾
- VFXアートディレクター:尾西泰彦、大野茂幸
- インターフェースアートディレクター:真田直美
- アニメーション監修:神藤辰也
- ダイアログエディター:須賀麻子
- プロデューサー:西理江
- エグゼクティブプロデューサー:橋本真司
- エンディングテーマ:宇多田ヒカル『誓い』(エピックレコードジャパン)
発売
本作発売から2年が経過した2021年2月12日には、ダウンロードコンテンツを同梱したPC版『キングダム ハーツIII + Re Mind』がEpic Gamesストア独占で同年3月末に配信されることが発表された。なお、日本語字幕・音声も収録される予定で、国内向けプレオーダーも同日に始まった。シリーズ過去作も同時配信される予定で、PCでリリースされるのはこれが初となる[17]。PC版とNintendo Switch版は『キングダム ハーツIII リマインド』が最初から含まれたセットになっている。
パッケージ版とダウンロード版の両方で発売されたほか、限定版として数量限定の本体同梱版「PlayStation 4 Pro KINGDOM HEARTS III LIMITED EDITION」、ソニーストア限定の本体「PlayStation 4 KINGDOM HEARTS III EDITION」(ゲーム本編は付属しない)、『キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス』『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』『キングダム ハーツIII』の3本セットとなる「キングダム ハーツ インテグラム マスターピース」も発売された。
評価
受賞
- 日本ゲーム大賞 2013 - フューチャー部門[18]
- Game Critics Awards: Best of E3 2018 - Best RPG[19]
- 日本ゲーム大賞 2018 - フューチャー部門[20]
- 日本ゲーム大賞 2019 - 年間作品部門 優秀賞[21]
- PlayStation Awards 2019 - Platinum Prize[22]
- National Academy of Video Game Trade Reviewers Awards 2019 - Original Dramatic Score, Franchise[23]
- SXSW Gaming Awards 2020 - Excellence in Animation[24]
売上
PS4版は全世界において500万本を出荷し[25]、その内日本では2019年12月時点で99.6万本の売り上げを記録した[26]。
関連商品
- 『キングダム ハーツIII ポストカードブック』2019年1月25日、ISBN 978-4-7575-5904-2
- 『キングダム ハーツIII アルティマニア』2019年2月28日、 ISBN 978-4-7575-6001-7
- 小説『GAME NOVELS キングダム ハーツIII』(著:金巻ともこ、原案:野村哲也・岡勝、イラスト:天野シロ)
- Vol.1 Re:Start!! 2019年3月28日、 ISBN 978-4-7575-6080-2
脚注
注釈
- ↑ 一部のイベントのみ前任の青柳が担当。以降は星野に引き継がれている。
- ↑ 発売前の2018年10月17日に死去、本作は遺作の一つとなった。
- ↑ ライブラリ出演。
- ↑ 2019年3月13日にピエール瀧が逮捕された事態を受けての声優交代[10]。2019年11月15日のアップデートにてボイスが差し替えられた。
- ↑ 一部イベントのみライブラリ出演。
- ↑ 『キングダム ハーツIII リマインド』のみ。
- ↑ 2017年の『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』では既存楽曲のアレンジを提供しているので、それを含むと約2年ぶり。
- ↑ 主題歌に限らなければ、『キングダム ハーツ 3D [ドリーム ドロップ ディスタンス]』にて、オープニングに『光』のオーケストラ版、エンディングに『Passion』がそれぞれ使用された例はある。
出典
- 1 2 “【PS4クリエイターインタビュー】『キングダム ハーツIII』ディレクター野村哲也氏が目指す“いちばん高い山”” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2013年10月16日). 2026年3月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月7日閲覧。
- ↑ “『FFXV』の実機映像をストリームチャンネルで公開! 『キングダム ハーツIII』に関する発言も【E3 2013】”. ファミ通.com. エンターブレイン (2013年6月12日). 2025年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月23日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツIII』では王様も操作可能? 召喚システムはこれまでとはまったくの別物に【E3 2013】”. 電撃オンライン. アスキー・メディアワークス (2013年6月12日). 2025年12月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月23日閲覧。
- ↑ “スクエニがキングダムハーツ3の不正流出で注意喚起”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2018年12月16日). 2025年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月13日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツIII』の有料DLC『ReMIND』の映像が公開! 配信は今冬予定”. ファミ通.com. Gzブレイン (2019年6月9日). 2026年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月13日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツⅢ Re Mind』PlayStation®4版が本日配信開始!”. ディズニー公式. ウォルト・ディズニー・ジャパン (2020年1月23日). 2020年3月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年1月23日閲覧。
- ↑ “【KINGDOM HEARTS III】CLASSIC KINGDOM Trailer”. YouTube. スクウェア・エニックス (2018年4月15日). 2026年5月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年8月9日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツIII』D23 Expo 2017発表内容についての野村哲也氏のインタビューを全公開(1/2)”. ファミ通.com. Gzブレイン (2017年7月27日). 2025年6月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月28日閲覧。
- ↑ “いつの間にか「キングダムハーツIII」”. 猫可愛がり。だからダメなんだ~嶋田久作blog~. FC2ブログ. 2022年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年8月9日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツIII』声優交代とアップデート配信に関するお知らせ”. SQUARE ENIX. スクウェア・エニックス (2019年3月14日). 2026年2月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月14日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツIII』PS4向けに開発中!【E3 2013】” (日本語). ファミ通.com. エンターブレイン (2013年6月11日). 2026年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月7日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツIII』ディレクター野村哲也氏インタビュー【追記版】”. ファミ通.com. エンターブレイン (2013年7月2日). 2026年5月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月23日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツ -HD 2.5 リミックス-』発売記念! 野村哲也氏インタビュー(3/3)”. ファミ通.com. KADOKAWA (2014年10月7日). 2025年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月23日閲覧。
- ↑ “新曲『誓い』(ゲームソフト「KINGDOM HEARTS III(キングダム ハーツ3)」テーマソング)を発表!ゲーム最新トレーラーが全世界に向け本日より公開!”. ソニーミュージックオフィシャルサイト. ソニー・ミュージックエンタテインメント (2018年2月10日). 2022年5月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年8月3日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツ III』テーマソングや新ワールドのほかに驚きの情報がまだまだあった! “キングダム ハーツ プレミアム シアター 2018”リポ”. ファミ通.com. Gzブレイン (2018年2月11日). 2026年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年2月11日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツIII』宇多田ヒカルさんとSkrillexが歌うオープニングテーマが発表! タイトルは“Face My Fears””. ファミ通.com. Gzブレイン (2018年9月28日). 2025年6月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年1月23日閲覧。
- ↑ “『キングダム ハーツ』シリーズがPC版になってEpic Gamesストアに登場。4タイトルが一気に3月末に配信予定”. ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2021年2月12日). 2026年2月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月12日閲覧。
- ↑ “受賞作品「フューチャー部門」” (日本語). 日本ゲーム大賞 2013. 日本ゲーム大賞 2013. CESA (2013年9月22日). 2025年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月7日閲覧。
- ↑ “『バイオハザード RE:2』がE3 2018を代表するゲームに! “Game Critics Awards: Best of E3 2018”の結果が発表” (日本語). ファミ通.com. Gzブレイン (2018年7月3日). 2025年9月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月7日閲覧。
- ↑ “受賞作品「フューチャー部門」” (日本語). 日本ゲーム大賞 2018. 日本ゲーム大賞 2018. CESA (2018年9月23日). 2025年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月7日閲覧。
- ↑ “受賞作品「年間作品部門」” (日本語). 日本ゲーム大賞 2019. 日本ゲーム大賞 2019. CESA (2019年9月12日). 2025年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月7日閲覧。
- ↑ “2019年の受賞タイトル” (日本語). PlayStation.com. PlayStation Awards 2019. Sony Interactive Entertainment (2019年12月3日). 2026年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月7日閲覧。
- ↑ “2019 Winners - NAVGTR” (英語). NAVGTR.org. NAVGTR Awards 2019. NAVGTR Corporation (2020年2月24日). 2026年7月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月7日閲覧。
- ↑ “「2020 SXSW Gaming Awards」受賞作品が発表! GOTYは『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』” (日本語). GameBusiness.jp. IID (2020年3月26日). 2023年2月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月7日閲覧。
- ↑ “「キングダム ハーツIII」の世界累計出荷・DL販売本数が500万本を突破。過去のシリーズ作品が33%オフで買える記念セールが開催決定” (日本語). 4Gamer.net. Aetas (2019年2月5日). 2024年12月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月26日閲覧。
- ↑ “2019年国内家庭用ゲーム市場規模に関するデータが公開。ソフト販売本数は『ポケモン ソード・シールド』が1位を獲得” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA Game Linkage (2020年3月4日). 2026年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年2月7日閲覧。
外部リンク
- KINGDOM HEARTS III - スクウェア・エニックスによる公式サイト
- キングダム ハーツIII - PlayStation.com内製品情報
- キングダム ハーツIII - Epic Games Store
- キングダム ハーツ - YouTubeプレイリスト
- キングダム ハーツIII - YouTubeチャンネル
|
|
|---|
- kh3のページへのリンク