jr東海道本線とは? わかりやすく解説

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東海道本線

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/05 13:46 UTC 版)

東海道本線(とうかいどうほんせん)は、東京都千代田区東京駅から兵庫県神戸市中央区神戸駅までを結ぶJR鉄道路線幹線)である。このほかに多数の支線を持つ。日本の鉄道路線としては最古であり、明治時代に初めて日本に鉄道が敷設されて以来、首都圏中京圏京阪神圏といった三大都市圏を結んでおり、日本の鉄道交通物流の大動脈を担い続けている。


注釈

  1. ^ a b 駅案内等で直通先の路線名をそのまま使用する路線(東京駅 - 品川駅間の山手線、東京駅 - 品川駅 - 鶴見駅間の地下別線や品鶴線に乗り入れる横須賀線相鉄線直通列車、山科駅 - 京都駅間の湖西線、大阪駅 - 尼崎駅間のJR宝塚線)は除く。
  2. ^ 同線以外の運行区間は東北本線大宮駅 - 東京駅間(専用の電車線を走行)、根岸線横浜駅 - 大船駅間。
  3. ^ 狭義においては東北本線東京駅 - 上野駅間の路線系統名であるが、東海道本線系統の列車は、本線の沼津駅(一部のみ。大多数の列車は熱海駅・小田原駅・国府津駅・平塚駅)・伊東線伊東駅から東北本線東京駅 - 尾久駅 - 宇都宮駅間・高崎線大宮駅 - 高崎駅間・上越線高崎駅 - 新前橋駅間・両毛線新前橋駅 - 前橋駅間までを走行するため、広義においてはそれら全線も含まれる(ただし、熱海駅 - 沼津駅間はJR東海の管轄のため、その区間については「上野東京ライン」と案内されていない)。
  4. ^ 品川駅は正式上の経由駅であるが、実際は、大崎駅の構内扱いである大崎支線 - 旧・蛇窪信号場間を経由する。
  5. ^ 宇都宮直通列車は大船駅まで。
  6. ^ 実際の運行区間は、草津駅 - (山陽本線)加古川駅間。
  7. ^ 下記の支線は、いずれも旅客列車と貨物列車が線路を共用しているが、いずれの路線も市販の時刻表の路線図や駅時刻頁に掲載されているため、旅客支線との認識の方が強い。
  8. ^ 当該区間は貨物列車専用線路であったが、後に旅客列車が乗り入れている。
  9. ^ 本線との分岐・接続地点は稲沢駅 - 尾張一宮駅[4]
  10. ^ 当時の新橋駅は後の汐留駅
  11. ^ 当時の新橋駅は後の汐留駅、当時の横浜駅は現・桜木町駅
  12. ^ 一般に 東海道本線全通記念日とされている日。初代横浜駅・御殿場駅経由。馬場駅 - 京都駅間は旧線経由。当時の新橋駅は後の汐留駅。
  13. ^ 東海道本線の起点が東京駅に変更。
  14. ^ 馬場駅 - 京都駅間が現行線経由に変更。
  15. ^ 現・横浜駅が開業。同駅を通るかつての短絡線を復活。
  16. ^ 熱海線および丹那トンネル経由の熱海駅 - 沼津駅間の新線を編入し、現行のルートになった日。
  17. ^ JR貨物の第2種鉄道事業のキロ程は入江信号場-旧・新興間2.7 kmを含む11.2 km
  18. ^ a b この区間のうち大垣駅 - 南荒尾信号場間 3.1 kmは、大垣駅 - 南荒尾信号場 -〈新垂井駅〉- 関ケ原間の線路と重複計上されている。但し、JR貨物の第2種鉄道事業営業キロでは重複計上していない。
  19. ^ a b この区間のうち大垣駅 - 南荒尾信号場間 3.1 kmは、大垣駅 - 南荒尾信号場 - 美濃赤坂駅間の線路と重複計上されている。但し、JR貨物の第2種鉄道事業営業キロでは重複計上していない。
  20. ^ a b この区間の営業キロは、垂井駅経由(大垣駅 - 南荒尾信号場 - 垂井駅 - 関ケ原駅間)の本線と同じである。なお、垂井駅経由の上り本線と並行する線路は、通称:垂井線と呼ばれている。
  21. ^ a b c d e 旧・梅田駅(通称:「梅田貨物駅」後の梅田信号場)の跡地にある地下ホーム。
  22. ^ a b 旅客鉄道会社はこの区間を営業キロ合計に含めていないが、JR貨物が第2種鉄道事業の営業キロを設定している。
  23. ^ a b c d e 「琵琶湖線」は北陸本線の米原駅 - 長浜駅間を含めた長浜駅 - 京都駅間、「JR京都線」は京都駅 - 大阪駅間、「JR神戸線」は山陽本線の神戸駅 - 姫路駅間を含めた大阪駅 - 姫路駅間の愛称として使用されている。また、JR京都線・神戸線区間には、路線愛称付与前より、並行私鉄路線として阪急京都線、阪急神戸線が存在することから、区別のため「JR」を冠した愛称が付けられた。なお、JR西日本の「きっぷうりば」の運賃表では本路線の略称である「東海道線」が併記されている(路線愛称が設定されている他の路線もすべて同様に本来の路線名または略称を併記)。
  24. ^ ただし、熱田駅 - 草津駅間は、当初中山道経由で路線が計画された経緯から、中世の東海道の経路である中山道および美濃路に沿っている[10]。なお、現代では東海道本線と並行する主要道路として、東名新東名名神新名神などの高速道路および国道1号がいずれも東京圏名古屋圏大阪圏三大都市圏を結んでいるものの、一部区間では経路が大幅に異なる。
  25. ^ 区間は、「東海道線」の東海道本線に〔東京 - 新横浜 - 岐阜羽島 - 新神戸〕と記載[16][17]
  26. ^ 区間は、JR東海が東海道本線〔東京 - 新横浜 - 岐阜羽島 - 新大阪〕、JR西日本が東海道本線〔新大阪 - 新神戸〕と記載。
  27. ^ a b c d e 正式には山手線は品川駅 - 新宿駅 - 田端駅間、横須賀線は大船駅 - 久里浜駅間の路線であり、京浜東北線は大宮駅 - 東京駅 - 横浜駅間の電車線の通称。東京駅 - 品川駅 - 横浜駅間の山手線・京浜東北線の線路および東京駅 - 大船駅間の横須賀線の線路はすべて東海道本線に含まれている。
  28. ^ サンテレビジョンびわ湖放送京都放送テレビ和歌山奈良テレビ放送を含む。
  29. ^ a b c 急行電車とは現在の快速列車に相当するもので、特別料金が必要な急行列車とは異なる。
  30. ^ 現・滋賀県の国道365号「大野木」交差点付近
  31. ^ 公益社団法人鉄道貨物協会「貨物時刻表」において2011年度版から記載が削除された。また、JR貨物公式サイトの 環境・社会報告書 の記載においては、2010年4月1日時点で「貨物時刻表」2011年度版の「JR貨物全営業線」と同じ駅数となっている。
  32. ^ 東海道本線内は一部を除き全区間横須賀線の経路を走行する。
  33. ^ a b 新大阪駅 - 福島駅間は梅田貨物線を走行する。
  34. ^ 距離はいずれも営業キロ
  35. ^ ただし、前者は一部の列車が熱海駅から伊東線に乗り入れて伊東駅まで、後者は新快速を中心に、米原駅から北陸本線に乗り入れ、最遠で敦賀駅まで運行。
  36. ^ a b c 神戸駅以西の山陽本線も含めると、新長田駅東側まで方向別複々線が続き、同駅付近から西明石駅まで線路別複々線となっている。
  37. ^ 名古屋地区用の車両の運用の方が多い。
  38. ^ a b 貨物線および横須賀・総武快速線の東京トンネルを除く。
  39. ^ 詳細は「桜橋駅 (静岡県)」参照
  40. ^ 梅小路京都西駅の新設のため、この貨物支線は2016年(平成28年)2月28日に廃止[JR西 1][82]
  41. ^ 東京貨物ターミナル支線とは、かつての東海道本線の起点駅であった旧・新橋駅から改称された旧・汐留駅(現・廃止)から浜松町駅 - 東京貨物ターミナル駅 - 川崎貨物駅(旧・塩浜操車場)- 浜川崎駅 - 八丁畷駅 - 鶴見駅間の湾岸貨物線の総称で、そのうち浜松町駅 - 東京貨物ターミナル駅間には「大汐線」(おおしおせん)[85]、という通称名があった。由来は「」は、東京貨物ターミナル駅の計画時の名称である「大井貨物駅」(大井埠頭からという説もある)で、「」はかつての起点駅であった汐留駅である[85]
  42. ^ 川崎貨物駅 - 鶴見駅間には「鶴塩線」(かくえんせん)[85]という通称名があった。「」は鶴見駅が由来で、「」は川崎貨物駅の旧称塩浜操車場が由来である[85]。ただし、鶴塩線という通称は、塩浜操車場が川崎貨物駅に改称して以降、あまり使用されなくなった。
  43. ^ 駅業務については、米原駅 - 吹田駅間各駅(米原駅・京都駅は在来線部分のみ)を京滋支社、東淀川駅 - 尼崎駅間各駅(新大阪駅は在来線部分のみ)を阪奈支社、立花駅 - 神戸駅間各駅を兵庫支社が、それぞれ受け持つ。
  44. ^ 先行列車は固定閉塞で捕捉するが、自列車は閉塞単位で減速・停止するのではなく、先行列車のいる閉塞の手前で停止するように制御される。JR東日本では同項第3号による方式と合わせて「ATC方式」と呼称している。
  45. ^ 来宮駅は連動駅であるが東海道線上にはホームは無い。
  46. ^ a b なお、公益社団法人鉄道貨物協会「2014貨物時刻表」における吹田貨物ターミナル駅のキロ程記載は、前身である吹田信号場のキロ程(546.3 km)が適用されている。

出典

  1. ^ a b c d 2001年12月ダイヤ改正について III. 首都圏輸送』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2001年9月21日http://www.jreast.co.jp/press/2001_1/20010914/06.html2012年5月26日閲覧 
  2. ^ a b c 2015年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2014年12月19日http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141222.pdf2015年3月20日閲覧 
  3. ^ 2009年3月 ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2008年12月16日http://www.jreast.co.jp/press/2008/20081216.pdf2013年3月10日閲覧 
  4. ^ 相鉄・JR直通線の開業日決定』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2019年3月28日https://www.jreast.co.jp/press/2018/20190326.pdf2019年4月1日閲覧 
  5. ^ a b 2020年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2019年12月13日https://www.jreast.co.jp/press/2019/20191213_ho01.pdf2019年12月23日閲覧 
  6. ^ a b 2019年11月ダイヤ改正について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2019年9月6日https://www.jreast.co.jp/press/2019/20190906_ho01.pdf2019年10月11日閲覧 
  1. ^ 春の増発列車のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2021年1月22日、2頁。 オリジナルの2021年1月22日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210122051627/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040932.pdf2021年1月22日閲覧 
  2. ^ 東海道本線被災に伴う今後の運転計画について - 東海旅客鉄道、2014年10月10日
  3. ^ 東海道本線 由比駅〜興津駅間の運転再開について - 東海旅客鉄道、2014年10月14日
  4. ^ 2020年3月ダイヤ改正について 〜「のぞみ12本ダイヤ」をスタートします!〜 (PDF) - 東海旅客鉄道、2019年12月13日
  5. ^ 平成24年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2011年12月16日http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000013606.pdf2012年7月22日閲覧 
  1. ^ a b c 嵯峨野線 京都〜丹波口駅間新駅設置に関する事業基本計画の変更認可申請ならびに東海道線(梅小路〜丹波口間)の廃止届出書の提出について”. 西日本旅客鉄道 (2015年2月27日). 2015年3月1日閲覧。
  2. ^ a b 平成28年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2015年12月18日https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_02_keihanshin.pdf2016年3月26日閲覧 
  3. ^ 2018年3月17日にダイヤ改正を実施します』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2017年12月15日https://www.westjr.co.jp/press/article/items/171215_00_keihanshin_1.pdf2017年12月15日閲覧 
  4. ^ 東海道本線(JR京都線)摂津富田・茨木間新駅設置などについてインターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年7月29日
  1. ^ a b c 吹田貨物ターミナル駅開業ならびに百済貨物ターミナル駅リニューアル開業について - 日本貨物鉄道プレスリリース、2013年3月13日付、2013年3月17日閲覧。 (PDF)
  1. ^ 6日ぶり、東海道本線開通 恐る恐る徐行運転『朝日新聞』昭和49年(1974年)7月13日夕刊、3版、11面
  2. ^ “JR貨物 稲沢-名古屋貨タ間が電化 東海道線スピードアップ”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 5. (1998年4月3日) 
  3. ^ 茨木市の東海道線新駅名は「JR総持寺」 平成30年春開業予定 JR西 - 産経新聞、2017年8月8日
  4. ^ “垂れ下がった架線に接触か 東海道線事故、熱中症疑いで計9人搬送”. 朝日新聞. (2023年8月6日). https://www.asahi.com/articles/ASR864JJLR86UTIL003.html 2023年8月7日閲覧。 
  5. ^ “東海道線 村岡新駅設置で合意 JR東と県、藤沢、鎌倉市”. 神奈川新聞. (2021年2月8日). オリジナルの2021年2月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210208083715/https://www.kanaloco.jp/news/government/article-392802.html 2021年2月8日閲覧。 
  6. ^ “JR東海道線の大船―藤沢駅間に新駅設置へ…2032年頃の開業目指す”. 読売新聞. (2021年2月8日). オリジナルの2021年2月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210213124124/https://www.yomiuri.co.jp/economy/20210208-OYT1T50165/ 2021年2月13日閲覧。 
  7. ^ “創建当初の威容再び 赤れんが駅舎、全面開業 JR東京駅”. MSN産経ニュース (産経新聞). (2012年10月1日). オリジナルの2012年10月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20121001142435/http://sankei.jp.msn.com/life/news/121001/trd12100109070010-n1.htm 2017年10月6日閲覧。 





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