hCard
hCardとは、マイクロフォーマットと呼ばれるメタデータの記述形式の一種で、特に個人や企業のプロフィール・連絡先情報を記すための形式のことである。
hCardはHTML(XTHML)のタグを利用しており、HTMLなどで作成された一般的なWebページにメタデータとして埋め込むことができる。記述する項目は氏名、住所、URLなどで、複数の項目から必要に応じて取捨選択し、あらかじめ定められた簡単な形式に従って記述することができる。hCardはRFC 2426として標準化されているvCardの仕様に準拠しており、vCardのデータをhCardへと容易に変換することができる。
hCardと同様にマイクロフォーマットとして規定されている仕様としては、イベント・カレンダーとしての情報を記す「hCalendar」、書籍や音楽などについてのレビューを示す「hReview」などがある。
参照リンク
hCard · Microformats Wiki - (microformats.org)
hCard
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 16:59 UTC 版)
hCardとは人物、企業、団体、場所の詳細な連絡先(名前だけになることもある)を(X)HTML、Atom、RSSや任意のXMLで生成するマイクロフォーマットである[1]。hCardマイクロフォーマットはvCard (RFC 2426)のプロパティと値の表記法を使って行い、HTMLクラスと「rel」属性を使用して識別する。
- ^ Sikos, Leslie (2011). Web Standards: Mastering HTML5, CSS3, and XML. Apress. ISBN 978-1430240419 2013年5月10日閲覧。
- ^ Goel, Kavi (2009年5月12日). “Introducing Rich Snippets”. Google Webmaster Central Blog. Google. 2009年5月25日閲覧。
- ^ Blumenthal, Mike (2010年9月22日). “Google Announces Full Support for Microformats in Local”. Understanding Google Maps. 2010年9月30日閲覧。
- ^ Protalinski, Emil (2011年2月18日). “Facebook adds hCalendar and hCard microformats to Events”. ZDNet. 2011年3月24日閲覧。
- ^ http://microformats.org/wiki/hcard#Property_List の仕様ではフレンドリー名が定義されていないが、"formal name(正式名)"、"formatted name(フォーマット名)"、"family name(ファミリーネーム)"などと取れる
- ^ http://microformats.org/wiki/microformats2
- ^ http://microformats.org/wiki/h-card
- ^ http://microformats.org/wiki/Main_Page
- 1 hCardとは
- 2 hCardの概要
- 3 現行の使用例
- 4 他の属性
hCard
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/02 16:40 UTC 版)
「Geo (マイクロフォーマット)」の記事における「hCard」の解説
各GeoマイクロフォーマットはhCardマイクロフォーマットに内包することが可能で、個人や組織や建物の名前、郵便番号、電話番号、URL、画像に対応している。
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