コンタミネーションコントロール
精密部品やユニットなどの内部に付着し混入しているコンタミネーション(ごみ)を、規格値以下に管理すること。電子部品製造工程で採用されているのは有名であるが、自動車エンジンとその部品や手動、自動変速機とその部品などでも同様である。ごみにより摺動部の摩耗やベアリング寿命が低下し、自動変速機のコントロールバルブボディではバルブがスティックし(ごみを噛み固着)、バルブ穴が摩耗する。切削時に切粉を切削油で洗浄し、鋳物砂などを振動や吸引や洗浄で取り除く。10部品で0.5mg以下という規格例があり、洗浄して得たごみの量を測定し、どの工程で出たごみか切粉か調べ、規格値以下になるよう工程を改善している。
おせんぼうし 汚染防止 contamination control
汚染管理
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