≪韓国語≫チンチャ
韓国語「チンチャ」とは、「チンチャ」の意味
韓国語「チンチャ」には、「本物」「本当」「本気」といった意味が含まれている。一般的には、会話の中で「本当におもしろいね」というように、強調表現として使う場合や、相手の話に対して「本当に?」と聞き返すときに使う表現である。相槌として使用する場合には、「チンチャ」のあとに形容詞はつかずに、単体で発言する。また、苛立ちながら強めに発音した場合は「マジでこいつ…」といったような怒りを表すフレーズにもなるため、複数の意味を持つ韓国語である。なお、「チンチャ」は友達同士で使うことが多く、若者言葉として砕けたニュアンスと受け取られることもあるため、目上の人に用いる場合は注意が必要だ。なお、「チンチャ」と似た言葉に「チョンマル」という言葉がある。どちらも「本当」や「本物」という意味を持っているが、厳密に訳すと前者の反対語は「カッチャ」といい「偽物」という意味があるため、その反対である「チンチャ」は「本物」という意味合いが強くなる。一方、後者の反対語は「コジンマル」といい「嘘」という意味があるため、その反対である「チョンマル」は「真実・本当」という意味合いが強い。そのため、「本物の財布」と言いたい場合は「チンチャ」を用い、「本当の話」と言いたい場合は「チョンマル」を用いるという違いがある。
また、「チンチャ」は前述の通り、若者言葉としてのイメージがあるため、目上の人や少し丁寧な表現をする場合には「チョンマル」が用いられることが多い。ドラマでは「チンチャ」は恋愛ドラマやコメディで出てくることが多く、「チョンマル」はシリアスな場面や仕事のシーンで用いられるケースが多い。韓国は年齢を重んじる風潮があるため、話し相手や自分の立場を考えて、目上の人や初対面の人には「チンチャ」ではなく「チョンマル」を用いるとよいだろう。
韓国語「チンチャ」のハングル表記
「チンチャ」をハングル表記にすると「진짜」となる。たとえば、「本当にかわいいね」と形容詞を強調する場合は「진짜 예쁘다」、「本当に?」と相手の話に対して聞き返すときには「진짜?」といったような表記になる。韓国語「チンチャ」の発音
「チンチャ」は、ローマ字に直すと「jjin-chya」になり、「tin」ではなく「jiin」と表現するため、その部分を強めに発音する。なお、自分の言いたいことを強調して伝えるときに使う際は「チ」を強めに発音する一方、「本当に?」と疑問形として使う際は「チャ」の部分を強めに発音するといったように、ニュアンスによってアクセントの位置が異なる点にも注意が必要だ。- ≪韓国語≫チンチャのページへのリンク