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BPPV(良性発作性頭位めまい症)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 16:41 UTC 版)

「めまい」の記事における「BPPV(良性発作性頭位めまい症)」の解説

良性発作性頭位めまい症加齢外傷によって前庭耳石器が遊離し三半規管迷入することによって回転性めまい生じ病態である。一度耳石三半規管入り込むとクプラがつっかえとなり治らなくなる場合がある。こうなったばあいはBPPVと診断される診断はDix-Hallpike Testディックスホールパイクテスト)である。このテストでは患側が下になった場合のみめまいがおこる。そして体動によってめまいが増悪し、時間経過とともに消失する。患側が上の場合はクプラがストッパーになりめまいは誘発されない。治療はEpley法(エプレイ法)等めまい体操指導基づいて行うことである。これは遊離した耳石三半規管巡らせ前庭再配置させる方法である。成功すればめまいの根治となるが急性期では悪心、嘔吐誘発するので行わない方がよいといわれている。よく訓練され医師が行えば80%は根治可能であるが3回ほど行って改善見られなければ専門医相談するべきである。前庭神経炎はBPPVと異なり1か月ほどめまいが持続するのが特徴だが初回大発作時に受診した場合BPPV様の経過をとることも知られている。また小脳梗塞脳幹梗塞でもBPPV様の経過をとることがある一般内科医などでの診療には限界があり神経内科耳鼻科受診勧めるべきである。 ディックスホールパイクテスト まず一方向45度首を傾け上体仰臥位にする。この時、患側が下になっていれば眩暈誘発されるエプレイ法 患側に45度首を傾け仰臥位をとる。首を更に下へ45度傾け頭部支えながらゆっくりと反対方向に回す。めまいの消失待ち、逆方向90寝返りをうたせ側臥位とし、そのまま上体起こす

※この「BPPV(良性発作性頭位めまい症)」の解説は、「めまい」の解説の一部です。
「BPPV(良性発作性頭位めまい症)」を含む「めまい」の記事については、「めまい」の概要を参照ください。

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