azimuthとは? わかりやすく解説

azimuth

別表記:アズィマス

「azimuth」の意味・「azimuth」とは

「azimuth」とは、天文学地理学において使用される専門用語である。観測者から見た特定の天体地点方向を示すために用いられる具体的には、観測者位置から北方向を基準時計回りに測った角度を指す。例えば、東方向90度、南方向は180度、西方向270度となる。

「azimuth」の発音・読み方

「azimuth」の発音は、IPA表記では/ˈæzɪməθ/となる。IPAカタカナ読みでは「アズィマス」となり、日本人発音するカタカナ英語では「アジマス」となる。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「azimuth」の定義を英語で解説

「Azimuth」 is a term used in astronomy and geography to indicate the direction of a specific celestial body or point as seen by an observer. Specifically, it refers to the angle measured clockwise from the north direction from the observer's position. For example, the east direction is 90 degrees, the south direction is 180 degrees, and the west direction is 270 degrees.

「azimuth」の類語

「azimuth」の類語としては、「bearing」がある。ただし、「bearing」は方位角を示す一般的な表現で、特に航海航空において用いられる一方、「azimuth」はより専門的な文脈で、天文学地理学での位置決定使用される

「azimuth」に関連する用語・表現

「azimuth」に関連する用語としては、「altitude」がある。これは観測者から見た天体の高度を示す角度で、地平線から天頂までの角度を表す。この「altitude」と「azimuth」を組み合わせることで、天体具体的な位置特定することが可能となる。

「azimuth」の例文

以下に、「azimuth」を使用した例文10提示する1. The azimuth of the sun at sunrise is 90 degrees.(日本語訳日の出時の太陽方位角90度である。)
2. We calculated the azimuth of the star using a compass.(日本語訳私たちコンパス使って星の方位角計算した。)
3. The azimuth of the north star is always 0 degrees.(日本語訳北極星方位角は常に0度である。)
4. The azimuth and altitude of the moon change throughout the night.(日本語訳:月の方位角と高度は夜通し変化する。)
5. The azimuth of the landmark was 270 degrees west.日本語訳目印方位角270度西であった。)
6. The azimuth of the antenna needs to be adjusted for optimal reception.(日本語訳最適な受信のためにはアンテナ方位角調整する必要がある。)
7. The azimuth of the satellite was calculated to be 45 degrees.(日本語訳衛星方位角45度計算された。)
8. The azimuth of the wind direction was 180 degrees south.(日本語訳風向方位角は180度南であった。)
9. The azimuth of the celestial body was determined using a sextant.(日本語訳天体方位角セクスタント使って決定された。)
10. The azimuth of the object was measured with a theodolite.(日本語訳物体方位角測量器を使って測定された。)

アジマス【azimuth】

読み方:あじます

方位方位角


方位角

【英】:azimuth (azimuthal angle)

電子顕微鏡場合鉛直方向に走る光軸を含む面(鉛直面)がその基準となる基準鉛直面となす角。ひらたく言えば光軸まわりの回転角

説明に「方位角」が含まれている用語


方位角

(azimuth から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/25 21:43 UTC 版)

方位角(ほういかく、英語: azimuth)とは、方位(方向の水平成分)の数値表現であり、基準となる方位との間の角度のことを言う。

航空分野においては、機首の方向や進行方向を示す際に用いられる。

水平座標系天測航法、また衛星通信用地上アンテナの光軸方向を示す場合には、水平方向の方位角と、垂直方向の仰角という2つの角度を用いる。

角度の単位は測量や航法などの分野においては、標準的にはが用いられる。したがって、最小値は0度であり、最大値は360度である。

基準方位と正の角度

左手系北基準(左図:東は正のy方向)と右手系東基準(右図:東は正のx方向)。

基準方位は方位角0°の方位であり、座標軸のx軸方向である。

右手系ではを基準方位とし反時計回りを正の角度とする。

左手系ではを基準方位とし時計回りを正の角度とする。またを基準方位とする左手系の定義例も僅かに存在する。

この左手系の使用は測量航法などの分野に限れば標準的である[1]経緯度経度緯度)の順序についても似た事情が存在する。

西の方向に相当する方位角の値を表に示す。

方位/基準 左手系北基準 左手系南基準 右手系東基準
0°/360° 180° 90°
90° 270° 0°/360°
180° 0°/360° 270°
西 270° 90° 180°

方位角の値と座標軸方向との対応を示す。

方位角 90° 180° 270°
座標軸方向
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