オートフォーカス
【英】auto focus
オートフォーカスとは、カメラのピント(focus)を自動的に合わせる機能のことである。
オートフォーカスでは、主に位相差やコントラスト比などを利用して、ピントの合った状態を自動的に検出している。コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)などではコントラスト比による計測方法が多く採用されている。従来はファインダーを目視しながらフォーカスリングを回し、手動でピントの微調整を行う必要があったが、オートフォーカスではシャッターボタンを半押しすればよい。オートフォーカスが実現されたことで、より手軽に、ピンボケのない写真を撮影することが可能になったといえる。
オートフォーカスに対して、手動で行うピント調節はマニュアルフォーカスと呼ばれる。オートフォーカスを搭載しているカメラも、マニュアルフォーカスへの切り替えが可能であることが多い。暗所などでオートフォーカスが満足に動作しない場合、マニュアルフォーカスのモードにすれば、手で微調整を行うことができる。
オートフォーカス機能は、今日のデジタルカメラにはほぼ搭載されている。アナログ式の一眼レフカメラや、最近のカメラ付き携帯電話においても、多くの機種でオートフォーカス機能が搭載されている。また、検出方法も、エリア選択AFや、人物の顔に自動的にピントを合わせる顔検出AFなどの新技術が開発されている。
ちなみに、オートフォーカスのようなカメラの自動調節機能として、露出の調節を自動的に行う自動露出(AE)や、ある設定値を微妙に変更して複数枚の写真を撮影するオートブラケット(AB)などがある。
参照リンク
カメラのしくみ - (キヤノンサイエンスラボ・キッズ)
オートフォーカス
(auto‐focus から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 19:07 UTC 版)
オートフォーカス (Autofocus, AF) または自動焦点(じどうしょうてん)とは、カメラの焦点を、センサー・制御系・モーターなどを利用して自動的に合わせるシステムのこと。現在のコンパクトカメラや一眼レフカメラのほとんどに装備されている。また、携帯電話やスマートフォンのカメラにも搭載されている場合が多い。アクティブ方式とパッシブ方式に大別される。AFと略されることがある。
- ^ 2000年8月29日放送 NHKプロジェクトX 第20回『誕生!人の目を持つ夢のカメラ オートフォーカス~14年目の逆転~』、2021年(令和3年)7月13日放送 プロジェクトX 4Kリストア版
- ^ “自動焦点カメラ Auto Focus Camera”. nii.ac.jp. 2021年7月18日閲覧。
ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター
(auto‐focus から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 08:31 UTC 版)
『ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスター』(Auto Focus)は、2002年のアメリカ合衆国の伝記映画。ポール・シュレイダー監督、グレッグ・キニア、ウィレム・デフォー出演。ストーリーは、1965年から1971年まで放送されたシットコム『0012捕虜収容所』に主演して一躍人気者になった俳優ボブ・クレインが、1978年に殺害されるまでを描く。1993年に発表されたロバート・グレイスミスの『The murder of Bob Crane』が原作で、マイケル・ガーボシが脚色を担当した。
- ^ “Auto Focus” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2014年3月25日閲覧。
- 1 ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスターとは
- 2 ボブ・クレイン 快楽を知ったTVスターの概要
- 3 スタッフ
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