エー‐ジーピーエス【A-GPS】
A-GPS
別名:アシスト型GPS,アシステッドGPS
A-GPSとは、GPS(全地球測位システム)を利用した位置計測に加えて、携帯電話のネットワークにより計測できる位置情報を補助的に利用する技術のことである。
GPSは人工衛星を中継して現在位置を計測するシステムであるため、地球上の広範囲を測位対象とできるというメリットがある一方、電波が衛星を中継するため一定の時間がかかるといった難点があるとされる。A-GPSは、地上に比較的高密度に設置されている携帯電話基地局と端末との間で発生するデータ通信を利用して、端末の位置を計測するため、位置計測に要する時間が短くて済むというメリットがある。また、利用する信号の性質上、ある程度は屋内でも位置計測を行うことが可能となっている。
なお、携帯電話基地局との通信を補助的に利用せずに人工衛星の測位のみを利用する従来型のGPSを、A-GPSと対比してスタンドアロンGPSと呼ぶ場合もある。
補助GPS
(a gps から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 03:59 UTC 版)
補助GPS(英: Assisted GPS, A-GPS, aGPS)は、GPSによる位置情報の取得において、最初の位置情報取得までの時間を短縮するために用いられるシステムである。GPS以外の衛星測位システムにおいても同様の仕組みが存在する。
- ^ [1] NavCen GPS User. 3.5.3 Almanac Collection
- ^ ユピテル YPB735ML 取扱説明書
- ^ Networking iPhone A-GPS Hybrid system
- 1 補助GPSとは
- 2 補助GPSの概要
- 3 関連項目
- a gpsのページへのリンク