Webページでの利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 07:59 UTC 版)
「JavaScript」の記事における「Webページでの利用」の解説
「ダイナミックHTML」、「Ajax」、および「Document Object Model」も参照 JavaScriptの最も歴史の長い使用法はHTMLページにクライアント側のふるまいを持たせることである。これは当初はダイナミックHTML (DHTML) として知られていた。JavaScriptはHTMLに直接埋め込まれまたは別のファイルからインクルードされ、ウェブブラウザ上のJavaScript実行環境で動作する。ウェブブラウザは通常、Document Object Model (DOM) を扱うためのホストオブジェクトを提供する。 JavaScriptの使用例としては、以下のようなものがある。 ページの再読み込みなしで新しいコンテンツを読み込むまたはサーバに投稿する(Ajax。例えば、SNSでページを離れることなく新しい投稿を表示することができる)。 ゲームなどの動的なコンテンツを提供する。 データをサーバーに送信せずにフォーム入力値の検証(英語版)を行う。 アクセス解析や広告追跡(英語版)、パーソナライゼーションなどのためにユーザーの閲覧情報を収集する。 JavaScriptはユーザーのブラウザ上で動作できることから、ユーザーの操作に対して素早く反応することができ、アプリケーションをよりレスポンシブにすることができる。さらにJavaScriptはHTML単独では対応できない操作、例えばキー入力などにも応答することができる。Gmailのようなアプリケーションでは、JavaScriptでUIロジックを実装し、さらにJavaScriptでサーバから情報(例えばeメールのメッセージ)を取得することで、こうしたメリットを享受している。このような利点からAjaxは大きなトレンドとなった[要出典]。 様々な言語やフレームワークをウェブブラウザ上で動作させるために、JavaScriptはそれらのコンパイル先出力言語となっている(例: TypeScript)。
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