URLフィルタリング
別名:Webフィルタリング
【英】URL filtering
URLフィルタリングとは、インターネット上で「閲覧にふさわしくない」と判断されたWebサイトを、URLのブラックリストに基づいてアクセスできないように遮断することである。
URLフィルタリングでは、アダルトサイトや出会い系サイト、暴力的なシーンの多いWebサイトなどのように、教育上・職務上好ましくないWebサイトを、URL情報によって管理している。あるサイトをブラックリストとして登録すべきかどうかという判断は、人手でWebサイトを見て確認している場合が多い。大抵の場合、ブラックリストには数段階のレベルによって分けられており、アクセス不可能なコンテンツの程度が保護者によって設定できるようになっている。
URLフィルタリングは、リストに登録することで効果を発揮するフィルタリンク機能であるため、新たにインターネット上に登場した不適切なWebサイトをいち早く見つけるために頻繁にリストの更新を行う必要がある。
URLフィルタリング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/11 09:50 UTC 版)
「コンテンツフィルタリング」の記事における「URLフィルタリング」の解説
事前にサービス事業者等が内容をチェックして、接続していいサイト・悪いサイト等をリストアップし、接続時にはURLだけで判断する。 レイティング方式 ウェブページの安全性を格付けし、その情報を元に遮断する対象を取捨選択する。第三者によりデータベースに安全かどうかの情報を蓄積する方法と、サイトの管理者がWebページのMETAタグに安全かどうかを記述するセルフレイティング方式の2種類に分類される。 ブラックリスト方式 問題のあるサイトを登録し、それ以外のサイトを無条件的に許可する方式である。この方法だと問題のないサイトを誤って遮断する確率が下がる反面、不都合なサイトも登録されていないものは遮断できないという問題もある。実用性では最も高いため、採用企業が多い。 ホワイトリスト方式 問題のないサイトのみを登録し、それ以外を無条件的に遮断する。この方法だと確実に不都合なサイトを遮断できる反面、利用可能なサイトがかなり限定される。携帯電話の場合は、携帯電話各社が認めた公式サイトであり、かつ限定したカテゴリーに属するサイト以外へのアクセスを、ゲートウェイ上で遮断しており、非公式サイト(勝手サイト)は全て遮断されてしまうという問題がある。実用性から採用企業はブラックリスト方式よりも少ない。
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