URALA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/12 14:11 UTC 版)
敷地面積9,220.95m2、建築面積8,361.76m2、延床面積69,145.767m2、鉄筋コンクリート構造・鉄骨構造一部鉄骨鉄筋コンクリート構造で、地下1階地上31階建てである。土浦駅に面する東側と既存商店街に面する北側にメインエントランスを構え、北東角にガラスカーテンウォールのシースルーエレベータを設置することで、ファサードを構成した。 2013年2月17日までは地下1階から4階にイトーヨーカドー土浦店と、衣料品・書店・レストランなどの「ウララ専門店」26店舗(開業時点では40店舗)が出店していた。なお、ウララ専門店の一部は同年2月18日以降も営業を継続していた。イトーヨーカドーとウララ専門店の跡地には土浦市役所本庁舎が下高津から移転し、2015年9月24日に開庁した。地下にはカスミ土浦駅前店が同日に開店した。 5階・6階は茨城県県南生涯学習センターが入居するほか、敷地西側には超高層マンション(SOLID TOWER)がある。SOLID TOWERは、茨城県庁行政庁舎(高さ:116m)に次いで茨城県内の高層ビルとしては2番目に高い(109.15m、完成当時は県内一であった)。SOLID TOWERは計画当初、ホテルとなる予定であったが、ホテル出店予定者が1993年(平成5年)に住宅へ変更することを申し出て、代替となるホテル出店者が見つからなかったため、マンションとなった。マンションの分譲には住宅デベロッパーを介在させず、再開発組合が価格設定を行って直接分譲希望者に分譲した。総戸数は180戸で、中央の吹き抜けを囲むように住居を配し、標準の間取りは3 - 4LDK+Sである。周辺にはSOLID TOWERに匹敵する高さのビルは存在しないため、最下層の9階の部屋からでも土浦市街の眺望が見通せる。 また24時間営業の立体駐車場「本庁舎駐車場」(旧ウララパーキング、駐車台数425台)から各階に出入りができ、地下にある土浦市営駐輪場からは地下1階に直結する。屋外北側には「うらら広場」がある。うらら広場(まちかど広場、面積1,460m2)は、1993年(平成5年)に商業施設の規模の縮小を行ったものの代替施設を誘致できず、また床を造らずに容積を使い切らなければ床単価が上がってしまうという事情から、床単価に反映しないように公共施設として整備されたものである。通常期は歩行者の混雑緩和のための歩道代わりになるほか、情報発信や祭り・催事会場として利用される。
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