The German Ideologyとは? わかりやすく解説

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ドイツ・イデオロギー

(The German Ideology から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 14:33 UTC 版)

ドイツ・イデオロギー』(ドイツ語Die deutsche Ideologie)は、1845年から1846年にかけて執筆された、カール・マルクスフリードリヒ・エンゲルスの共著作である[1](ただし実際の草稿のほとんどはエンゲルスによって執筆されている)。題名のIdeologieとは、ここでは観念論の意味である。青年ヘーゲル派の批判を通じて、唯物論的な歴史観の基礎を明らかにしようとした著作だが、マルクス・エンゲルスの生前は刊行されず、草稿・原稿の集積として終わり、死後に刊行された。


  1. ^ 田中素香『ユーロ危機とギリシャ反乱』岩波書店、2016年、96頁。ISBN 978-4-00-431586-5 
  2. ^ "Zweite Marx - Engels - Gesamtausgabe" の略。1975年から刊行を開始し、2007年現在も編集・刊行中の『新マルクス=エンゲルス全集』のこと。全114巻124分冊の刊行が予定されている。
  3. ^ a b 「B」「E」と書いてあるのはボーゲン番号を書いた人を指し、Bはベルンシュタインを、Eはエンゲルスをそれぞれ意味する。
  4. ^ 「ドイツ・イデオロギー」(廣松渉編訳、小林昌人補訳)、岩波文庫版 pp.163-164


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