The Fall of the House of Usherとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > The Fall of the House of Usherの意味・解説 

アッシャーけのほうかい〔‐ケのホウクワイ〕【アッシャー家の崩壊】

読み方:あっしゃーけのほうかい

原題The Fall of the House of Usher》ポー短編小説1839年発表旧家末裔(まつえい)であるアッシャー兄妹屋敷招かれ主人公経験を描く怪奇小説


アッシャー家の惨劇

原題:The Fall of the House of Usher
製作国:アメリカ
製作年:1960
配給:松竹セレクト配給
スタッフ
監督:Roger Corman ロジャー・コーマン
製作:Roger Corman ロジャー・コーマン
製作総指揮:James H. Nicholson ジェームズ・H・ニコルソン
原作:Edgar Allan Poe エドガー・アラン・ポー
脚本:Richard Matheson リチャード・マシスン
撮影:Floyd Crosby フロイド・クロスビー
音楽:Les Baxter レス・バクスター

Phil Mitchell フィル・ミッチェル
美術:Daniel Haller ダニエル・ホーラー
編集:Anthony Carras アンソニー・カラス
スクリプター:Burt Shonberg バート・ショーンバーグ
キャスト(役名
Vincent Price ヴィンセント・プライス (Riderick Usher
Mark Damon マーク・デーモン (Philip Winthrop
Myrna Fahey マーナ・ファーイ (Madeline Usher
Harry Ellerbe ハリー・エラーブ (Bristol
解説
エドガー・アラン・ポー短篇アッシャー家の没落』の映画化で、リチャード・マシスン脚色を、「機関銃ケリー」のロジャー・コーマンが製作・監督した怪奇映画撮影は「真昼の決闘」のフロイド・クロスビー音楽は「蛮族恐怖」のレス・バクスター出演は「地獄へつづく部屋」のビンセント・プライス、「ならず者部隊」のマーク・デーモン日本初登場マーナ・ファーイハリー・エラーブの4人(ほかにはアッシャー家代々の亡霊役で数人出演しているだけ)。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
晩秋ニューイングランド。フィリップ・ウィンスロップ(マーク・デーモン)は、ボストン婚約したマデリンマーナ・ファーイ)を訪ねてアッシャー家にやってきた。マデリンの兄ロデリック・アッシャー(ヴィンセント・プライス)は不気味な男だった。マデリンもやせて青ざめボストン会った時とは違っていた。邸の地下室には、奇怪なことにロデリックマデリンの名を刻んだがあった。フィリップマデリンを邸から連れだそうとした。ところが、彼女は突然死んだ。葬式の夜、フィリップ悪夢うなされたその頃マデリン苦しんでいた。彼女は兄と口論して仮死状態になったまま中に入れられていたのであった執事もらした一言から仮死状態おちいるのがマデリン持病であるのを知ったフィリップは、彼女の死が本当でないことに気づいて納骨堂走った納骨堂の奥の秘密室にあった。しかしカラで、血の後が残っているばかりだ。彼女は気が狂っており、隠し通路通り広間さまよいでていた。そして、フィリップにおそいかかったフィリップ辛うじて身をかわすと、彼女はロデリック部屋とびこみ、兄の首をしめた。その騒ぎ燭台倒れ、焔がカーテンにもえ移った。やがて火はアッシャー全体包んでもえさかった。フィリップはようやくのことで外に逃れたが、ロデリックマデリン建物の中で焼け死んだ呪われたアッシャー家は業火中にほろびさった。

アッシャー家の崩壊

(The Fall of the House of Usher から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 14:58 UTC 版)

アッシャー家の崩壊』(アッシャーけのほうかい、"The Fall of the House of Usher")は、1839年に発表されたエドガー・アラン・ポー短編小説。旧友アッシャーが姉妹と二人で住む屋敷に招かれた語り手が、そこに滞在するうちに体験する様々な怪奇な出来事を描く、ゴシック風の幻想小説である。ポーの代表的な短編として知られており、美女の死と再生、あるいは生きながらの埋葬、得体の知れない病や書物の世界への耽溺など、ポー作品を特徴づけるモチーフの多くが用いられている。『バートンズ・ジェントルマンズ・マガジン』9月号に初出、1840年に『グロテスクとアラベスクの物語』に収録された。


  1. ^ Kennedy, J. Gerald. "Introduction: Poe in Our Time" collected in A Historical Guide to Edgar Allan Poe. Oxford University Press. (2001). pp. p. 9. ISBN 0-19-512150-3 
  2. ^ 巽 2009、200頁
  3. ^ Krutch, Joseph Wood (1926). Edgar Allan Poe: A Study in Genius. New York: Alfred A. Knopf. pp. p. 77 
  4. ^ A.I.A. Guide to Boston. Susan and Michael Southworth p. 59
  5. ^ 巽 2009、201頁
  6. ^ E. A. Poe Society of Baltimore — A Few Minor Poe Topics


「アッシャー家の崩壊」の続きの解説一覧

「The Fall of the House of Usher」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

The Fall of the House of Usherのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



The Fall of the House of Usherのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
MovieWalkerMovieWalker
(C)MovieWalker
キネマ旬報 (c)キネマ旬報社
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアッシャー家の崩壊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS