Taiwan Province, People's Republic of Chinaとは? わかりやすく解説

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台湾省 (中華人民共和国)

(Taiwan Province, People's Republic of China から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 04:32 UTC 版)

台湾省(たいわんしょう)は、中華人民共和国が名目上設置している1949年10月1日の建国以来、一度も中華人民共和国の統治下に入ったことが無い。台湾問題を抱える中華民国同名の省を設置している[注釈 1]が、組織的な関連性は全く無い。


注釈

  1. ^ 2019年以降は行政機関としての実態を失い、名目上の存在となっている。
  2. ^ なお、中華民国が自国の高雄市の一部と主張する南海諸島の島々は、中華人民共和国が一部を実効支配下に置いている。そのため中華民国側からすれば、中華人民共和国の実効支配領域内に「中華民国にとっての高雄市」(中華人民共和国では台湾省に属するとされる市)の一部が支配されている事になる。だが、中華人民共和国はこれらの島嶼を海南省の一部に分類しているため、中華人民共和国側からすれば「中華人民共和国にとっての台湾省」の領域は含まれていないことになる。
  3. ^ 国共内戦には公式な終戦日がない。ただし、人民解放軍に金門砲戦の砲撃停止命令が下された1979年1月1日以降、人民解放軍と中華民国国軍との間で戦闘は起きていない。
  4. ^ ここでは、台湾省人民政府と台湾省人民代表大会を指す。
  5. ^ 中華民国の台湾省には台湾省政府台湾省議会が2018年に事実上廃止されるまで存在した。
  6. ^ なお、中国共産党1973年第10回党大会中国語版から台湾籍の党員代表団を出席させているが、いずれも1949年の中華人民共和国建国に伴う中台分断以前に台湾で生まれ、中国大陸で暮らす人物か、その子孫で構成されているという。
  7. ^ 中華人民共和国政府の公式な立場では、中華民国政府は1949年第二次国共内戦で首都の南京陥落して崩壊、その後中国国民党国民党革命委員会等の民主党派として「新中国」(中華人民共和国)に加わったとされる。その際、「新中国」側に加わらず台澎金馬へ逃げ延びた中華民国政府は、国共内戦に敗れた中国国民党内の蔣介石一派が勝手に作り出した「自称政府」に過ぎない、という公式見解を持っている。
  8. ^ 他の省都とは違い、「台北市」とはしていない。

出典

  1. ^ 台湾地区の人口。2020年第七次全国人口普查主要数据” (pdf). 国家統計局. p. 019 (2021年7月). 2023年8月22日閲覧。
  2. ^ 「一つの中国」を主張する北京・人民大会堂の「台湾の間」”. 朝日新聞 (2019年3月28日). 2021年7月2日閲覧。
  3. ^ “本物”の「台湾代表」に注目 中台分断後世代初の台湾生まれの女性”. 産経新聞 (2017年10月21日). 2019年12月19日閲覧。
  4. ^ 参考文献:《中华人民共和国行政区划简册》1960-1963,1982,1984,1990-2010,地图出版社中国地図出版社
  5. ^ 《中国分省系列地图册·台湾省地图册》(2013年版) 中国地图出版社 ISBN 9787503174117
  6. ^ 《中国分省系列地图册·台湾省地图册》(2016年版) 中国地图出版社 ISBN 9787503189661
  7. ^ 中国台湾网
  8. ^ 台湾"六都"选举 国民党五市败选仅剩新北朱立伦胜选 (中国台湾网)


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