TRF415系
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/27 01:05 UTC 版)
TRF415 テックレーシングとの共同開発によるシャーシ。同社MY-02の設計に多大な影響を受けている。主にハイグリップ化したタイヤ事情に合わせ、構成部品を低位置に搭載する低重心化により、ロールモーメントの低減に意を払っている。 TRF415MS 新型サスアーム(軽量リバーシブルサス)採用による軽量化を進め、併せてシャーシの剛性バランスを見直したマイナーチェンジモデル。ワールドチャンピオンパーツセット 2004年12月に登場。2004年のIFMAR世界選手権を制したTRFワークス、マーク・ライナート車と同仕様とするパーツセット。取り付け幅を狭めたサスマウント、トー角を0度としたアルミ製リアナックル、ダイレクトセンタープーリーなど、敏捷性を重視した基本セットとなっている。 MSアップグレードセット 後述の415MSXへとコンバートするアップグレードパーツセット。 TRF415MSX 主に低重心化・整備性の向上を狙って、前後バルクヘッドの2ピース化、アッパーデッキ形状の変更、それに伴うサブフレームの廃止など全くの別物と言っていいレベルで改設計されたモデル。マーク・ライナート・エディション アメリカ・リーディーレースを筆頭に、海外ビッグレースで勝利を重ねたTRFワークスドライバー、マーク・ライナートの名を冠した改良モデル。TBエボリューション5より導入された低姿勢のステアリングワイパー、デフボールの数を増やしピッチを広げた新型デフプーリー、プロトフォーム製ボディを同梱。 TRF415MSXX 「415MSXマーク・ライナート・エディション」をベースに、小改良を進めたマイナーチェンジモデル。マーク・ライナート・エディション2007 2007年アメリカ・リーディーレースを制した記念モデルとして販売。改良モデルと言うよりは、海外ビッグレースレプリカとしての性格が強くフロントのデフはダイレクト接続となっており、シャーシはしなりを重視したデザインとなっている
※この「TRF415系」の解説は、「TRFシリーズ」の解説の一部です。
「TRF415系」を含む「TRFシリーズ」の記事については、「TRFシリーズ」の概要を参照ください。
- TRF415系のページへのリンク