TICADVとは? わかりやすく解説

TICAD V

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 16:44 UTC 版)

アフリカ開発会議」の記事における「TICAD V」の解説

第5回アフリカ開発会議2013年6月1日6月3日神奈川県横浜市開催された。会議にはアフリカ54カ国のうち51カ国が参加し、うち39カ国は首脳出席した議長安倍首相がつとめ、安倍国際機関要人含めて50首脳会談行った会議では「横浜宣言2013」、および2017年まで支援方針を示す「横浜行動計画」が採択された。「横浜宣言2013」では「アフリカ大陸世界成長原動力変容させる」ことを目標として掲げアフリカ対す支援の原則として、被支援国意思尊重するオーナーシップ」と国際社会の「パートナーシップ」を強調し、既にアフリカ支援先行しているが現地産業育成つながっていないとの批判もある中国との差別化図った具体的には、現地日本企業で働く人材3万人育成するなど、インフラ整備農業開発などの支援による民間セクター主導経済成長促し貧困解消幅広い中間層創出目指すとした。 「援助から投資へ」を目指すこの会議安倍は、21世紀半ばにかけて世界経済成長中心になるであろうアフリカへ投資重要性訴えこの後5年間で3兆2千億円の資金(うち ODA1兆4千億円)を官民共同アフリカ出資する表明した。またインフラ整備に6500億円の円借款供与するとした。また安倍は、アフリカ成長にはまずテロ対策などによる治安安定必要だとした上で同年1月起きたアルジェリア人質事件踏まえ日本としては南スーダンでの PKO 活動ソマリア沖での海賊対策取り組む述べた

※この「TICAD V」の解説は、「アフリカ開発会議」の解説の一部です。
「TICAD V」を含む「アフリカ開発会議」の記事については、「アフリカ開発会議」の概要を参照ください。

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