TFE1042
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/10 15:24 UTC 版)
「ハネウェル TFE731」の記事における「TFE1042」の解説
詳細は「ハネウェル/ITEC F124」を参照 軍用の低バイパス比の派生機種がハネウェル TFE1042(ハネウェル・ITEC F124)である。この派生機種は、当初は1978年にボルボ・フリーグモートルと共同開発され、1979年8月に試作機の最初の試運転が行われたものである。1982年にボルボは、スウェーデンのサーブ 39 グリペンのエンジンが米国GE製F404に決定したことにより計画から離脱した。しかし、それに前後して、自国で開発する戦闘機のパワープラントを求めていた中華民国(台湾)から漢翔航空工業が国際共同事業に参画していたため、研究開発は続けられた。1989年には、台湾空軍の国産戦闘機であるIDF経国号用に、アフターバーナーを備えた派生型TFE1042-70(ハネウェル・ITEC F125)の生産が開始され、1999年までに332基が納入された。 1994年3月、TFE1042にF124-GA-100で、チェコ製L-159(原型はL-59練習機)軽攻撃機に使用されるFADEC(全般デジタルエンジン制御)を搭載することが決まり、最初の飛行試験が1997年8月に実施された。 このエンジンは、ホーク練習機の改設計機にあたるT-45A ゴスホークにも搭載が検討されたが採用されず、同様に技術実証機であるボーイングX-45Aに使用された。 アフターバーナーなしタイプのF124は、L-159軽攻撃機のほかにイタリアのアレーニア・アエルマッキ製M-346練習機・軽攻撃機にも採用されるなど、小型軍用機のためのエンジンとして大きな成功を収めており、2005年1月の時点で460基が生産されている。 アフターバーナー付きタイプのF125は、IDF経国号における一定の成果を受け、インド空軍が保有する旧式のジャギュア攻撃機・超音速練習機の近代化改修の一環として、アドーア Mk 106から本エンジンのライセンス生産品であるF125INに換装される計画である。
※この「TFE1042」の解説は、「ハネウェル TFE731」の解説の一部です。
「TFE1042」を含む「ハネウェル TFE731」の記事については、「ハネウェル TFE731」の概要を参照ください。
- TFE1042のページへのリンク