SqlFunctionAttribute.IsDeterministic プロパティ

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SqlFunctionAttribute.IsDeterministic プロパティ

メモ : このプロパティは、.NET Framework version 2.0 で新しく追加されたものです。

ユーザー定義関数が決定的であるかどうかを示します。

名前空間: Microsoft.SqlServer.Server
アセンブリ: System.Data (system.data.dll 内)
構文

Visual Basic (宣言)

Public Property IsDeterministic As
 Boolean

Visual Basic (使用法)

Dim instance As SqlFunctionAttribute
Dim value As Boolean

value = instance.IsDeterministic

instance.IsDeterministic = value

C#

public bool IsDeterministic { get;
 set; }

C++

public:
property bool IsDeterministic {
    bool get ();
    void set (bool value);
}

J#

/** @property */
public boolean get_IsDeterministic ()

/** @property */
public void set_IsDeterministic (boolean value)

JScript

public function get IsDeterministic
 () : boolean

public function set IsDeterministic
 (value : boolean)

プロパティ値
関数が決定的である場合は true。それ以外の場合は false。

解説

同じ入力値と同じデータベースの状態が与えられると、常に同じ出力値を生成する場合、そのユーザー定義関数は決定的であるといいます。

IsDeterministic プロパティは、関数の結果を、計算されたインデックス付き列と、インデックス付きビューの形式でインデックス化する場合にも有用です。このプロパティを設定しなかった場合、関数は非決定的であると見なされます。

SQL Server 2000 とは異なり、このバージョンの SQL Server では、決定論の定義が見直され、ローカル データにアクセスする関数でも決定的関数になることができます。データ アクセス特性は、DataAccess プロパティおよび SystemDataAccess プロパティによって別個に取り込まれます。

ユーザー定義関数では、リモート サーバーに対するデータ アクセス (SqlConnection を使って別の SQL Server のインスタンスに接続するなど) ができます。ただし、その場合でも IsDeterministic の宣言が必要となります。共通言語ランタイム (CLR) 関数が決定的関数として宣言されている場合、リモート サーバーにおいて副作用は発生しません。SQL Server では、コンテキスト接続に対する副作用は制限されていますが、リモート接続に対して副作用の制限は行われていません。

この属性の既定値は false です。

プラットフォーム

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition

開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。

バージョン情報

.NET Framework
サポート対象 : 2.0

参照

関連項目
SqlFunctionAttribute クラス
SqlFunctionAttribute メンバ
Microsoft.SqlServer.Server 名前空間