エス‐エル‐エー【SLA】
読み方:えすえるえー
《service level agreement》事業者が顧客に対して、一定以上のサービスの品質を保証する制度または契約。主に通信サービスやクラウドサービスにおいて、通信速度や利用可能時間などを定量的に指標化し、ある水準を下回った場合には、利用料金を減額することなどが規定される。サービスレベルアグリーメント。サービス品質保証制度。サービス品質保証契約。サービス水準合意。
サービスレベル‐アグリーメント【service level agreement】
SLA
読み方:エスエルエー
別名:サービス品質保証契約,サービス品質保証制度
SLAとは、あるサービスについて、事業者が提供するサービスの品質を定量的な指標によってあらかじめ明示する品質保証契約のことである。
SLAでは、通信やアウトソーシングなどのサービスにおいて、サービスの具体的な内容、保証するサービス水準などが、文書などの形式で明示される。その水準に達しなかった場合には、料金減額などのペナルティによる補償が規定されている場合もある。これによって、品質の保証や、責任の所在を明確にすることなどが可能となる。
日本国内では、大手通信事業者のIIJ(インターネットイニシアティブ)が1999年に初めて実施したことが知られている。
参照リンク
SLA(サービス品質保証制度) - (IIJ)
サービス水準合意
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2022年12月) |
サービス水準合意 (サービスすいじゅんごうい、英: Service Level Agreement、SLA) とは、サービス提供者と顧客の間で結ばれるサービス水準に関する合意である。サービスレベル契約と言われることもある。サービスの特定の要素 (品質、可用性、責任) について、サービス提供者とユーザーの間で合意する。SLAに含まれる最も一般的な要素は、契約で合意されたとおりにサービスを顧客に提供するという点である。
通信サービスやコンピュータ・アプリケーション・サービスなどで、サービスの定義、内容、範囲、品質、達成目標、稼働率などを記述する。SLAでは平均故障間隔 (MTBF)、平均修復時間 (MTTR) などを技術的に定義し、障害報告やクレジットの支払い、責任をもって監視するさまざまなデータレートの報告に責任がある当事者を特定する。
サービス水準に関する仕様を記述したものをサービス水準仕様(英: Service Level Specification、SLS)という。
関連項目
「Service level agreement」の例文・使い方・用例・文例
- Service_Level_Agreementのページへのリンク