ProxyWebPart クラス
アセンブリ: System.Web (system.web.dll 内)
構文
解説
ProxyWebPart は、ページ上の他の Web パーツ コントロールのプレースホルダとして使用できる、UnauthorizedWebPart や ErrorWebPart などの Web パーツ コントロールのセットの基本クラスです。一般に、ProxyWebPart コントロールは、一部の種類のエラーが発生したときに他の Web パーツ コントロールと置き換わります。たとえば、ユーザーがページ上で Web パーツ コントロールの表示を承認されない場合、目的の Web パーツ コントロールが UnauthorizedWebPart コントロールで置き換えられます。Web パーツ コントロールを読み込むことができないか、または Web パーツ コントロールの新しいインスタンスを作成できない場合、元の Web パーツ コントロールが ErrorWebPart コントロールで置き換えられます。目的の Web パーツ コントロールが後で使用できるようになった場合は、その Web パーツ コントロールがページに復元され、ProxyWebPart クラスから派生したオブジェクトは削除されます。
ProxyWebPart クラスは、ビューステートやコントロールの状態は保存しません。ProxyWebPart で置き換えられた Web パーツ コントロールが後で使用できるようになった場合、そのビューステートとコントロールの状態は空になります。
ProxyWebPart オブジェクトは、置き換えた元の Web パーツ コントロールのパーソナル化データを保存します。元の Web パーツ コントロールが使用できるようになると、そのパーソナル化データが復元されます。
WebPartManager コントロールは、パーソナル化データを保存するときに、ProxyWebPart オブジェクトのプロパティを保存しません。代わりに、ProxyWebPart オブジェクトで置き換えられた元のコントロールのプロパティを保存します。元の Web パーツ コントロールが使用できるようになると、WebPartManager コントロールはそのプロパティを自動的に読み込みます。
WebPartCollection オブジェクトは、ProxyWebPart オブジェクトを格納します。目的の Web パーツ コントロールの ID は、OriginalID プロパティまたは GenericWebPartID プロパティから取得できます。
ProxyWebPart オブジェクトが Web パーツ接続でプロバイダまたはコンシューマとして機能する Web パーツ コントロールと置き換わる場合、接続はアクティブにされませんが、削除もされません。元の Web パーツ コントロールが使用できるようになると、接続が再びアクティブにされます。
System.Web.UI.Control
System.Web.UI.WebControls.WebControl
System.Web.UI.WebControls.Panel
System.Web.UI.WebControls.WebParts.Part
System.Web.UI.WebControls.WebParts.WebPart
System.Web.UI.WebControls.WebParts.ProxyWebPart
System.Web.UI.WebControls.WebParts.ErrorWebPart
System.Web.UI.WebControls.WebParts.UnauthorizedWebPart
プラットフォーム
Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。
参照
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