Pont de l'Almaとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Pont de l'Almaの意味・解説 

アルマ橋

(Pont de l'Alma から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/11 14:56 UTC 版)

アルマ橋
基本情報
フランス
所在地 パリ
交差物件 セーヌ川
建設 1970-1974年
座標 北緯48度51分51秒東経2度18分06秒座標: 北緯48度51分51秒 東経2度18分06秒
構造諸元
形式 桁橋
材料 鋼鉄
全長 141m
42m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示

アルマ橋(アルマきょう、フランス語: Le Pont de l'Alma)は、フランスの首都パリセーヌ川に架かる橋である。クリミア戦争のアルマの戦いにちなんで命名された。セーヌ左岸(南岸)7区と、同右岸(北岸)8区及び16区との間に架かる。

1997年ダイアナ元英国皇太子妃が事故死したのはこの橋の近くである。

アルジェリア歩兵とセーヌ川

橋中央の橋脚の上流側にはズアーブ兵アルジェリア歩兵)の全身像が立っている。この像はセーヌ川の増水を見るためのちょっとした測りになっている。水位がズアーブ兵の足まで来ているとセーヌの堤の道路は水没してしまっていて通行できない。水位がズアーブ兵の腿まで来ているとセーヌ川は航行できない。1910年の大増水の時には水位はズアーブ兵のあご髭まで達していた。

歴史

アルマ橋は1854年から1856年にかけてガリエルの指揮の下で建設された3径間石造アーチ橋で、1856年4月2日ナポレオン3世により除幕された。このときには橋は4体の像で飾られていた。ディーボルトによるズアーブ兵と擲弾兵、アルノーによる猟兵と砲兵である。現在残っているのはズアーブ兵だけである。猟兵はパリの警察学校の向かいに、擲弾兵はディジョンに、砲兵はラ・フェレに移された。

1970年から1974年にかけてアルマ橋は鋼製の新しい橋に架け替えられた。橋が狭かったのと、沈下して船の航行の邪魔になっていたからである。

自由の炎

橋の北側には「自由の炎」というオブジェがある。これは1989年にニューヨーク自由の女神の修復作業に対する礼としてアメリカからフランスに送られたものである。しかし1997年にダイアナ元妃が自由の炎の直下にあるトンネルで事故死して以後は、事実上彼女を追悼するためのモニュメントとして位置づけられている。

交通

隣の橋

(上流)アレクサンドル3世橋アンヴァリッド橋アルマ橋ドゥビリ橋イエナ橋(下流)


「Pont de l'Alma」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Pont de l'Alma」の関連用語

Pont de l'Almaのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Pont de l'Almaのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアルマ橋 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS