Plot 6
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 03:40 UTC 版)
「スティング (映画)」の記事における「Plot 6」の解説
レース当日、ロネガンはいつもの店で賭ける馬を電話で指定された。一方ゴンドーフの賭博場ではスタッフが配当の低いレースを探していた。もし最後の仕上げである「とどめの一撃」前にロネガンに大金を賭けられたら配当金を支払えないからである。かろうじて配当金の低いレースを探し出した折、ロネガンが賭博場に姿を現した。大金を賭けられると察したゴンドーフは窓口の担当に時間をかせがせ、ロネガンの番が来たときに、すかさずレースの中継を開始。ロネガンの馬券購入を阻止した。腑に落ちないロネガンであったがレース結果が先ほど店で伝えられたそれと一致したためフッカーと電報局の「担当者」を完全に信頼することにした。ロネガンは賭博場にいたフッカーを呼び、明日のレースのために50万ドルを用意すると約束した。 その夜、なじみの食堂で自分を追っている殺し屋らしき男をガラス越しに発見したフッカーは、店のトイレにある窓を1つ開けるよう新顔のウェイトレスであるロレッタに頼み込む。別のトイレに鍵を掛けて彼女と潜み、開いた窓から「殺し屋」を外に追い出そうと目論んだのだ。わざと食堂の外に出て「殺し屋」を店内に誘き寄せたフッカーの作戦は成功。「殺し屋」が窓から外に出た隙に食堂の入口から逃亡したフッカーは何とか逃げ切ることに成功した。 一方、ロネガンの殺し屋は、手柄の独り占めをもくろんだ「サリーノ」に始末されていた。 次の朝、ついにフッカーは自宅アパートで待ち構えていたスナイダーに捕らえられてしまう。FBIの事務所に連行されたフッカーはゴンドーフを追うFBIの捜査官ポークから、次に詐欺を働くのは何時かとゴンドーフに聞いて来いと迫られた。教えなければ20年の懲役に服さねばならないという。フッカーはそれでも断るが、それなら代わりにルーサーの妻を逮捕するといわれて仕方なく捜査に協力することにし、ゴンドーフを裏切ることにした。 行くところのないフッカーはロレッタの部屋を訪れ、共に一夜を過ごす。だが、その部屋の外から「殺し屋」が様子をうかがっていた。
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