PGAツアーのキャリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 10:01 UTC 版)
「カーチス・ストレンジ」の記事における「PGAツアーのキャリア」の解説
1980年代のPGAツアーの主要選手の一人であり、ツアー優勝全17回のうち16回をこの10年間に獲得している。1985年、1987年、1988年はツアー賞金王になり、また、初めて年間賞金総額が100万ドルを超えたプレーヤーにもなった。メジャー大会には2度優勝したが、それが全米オープンの2連覇である。第二次世界大戦以降で全米オープンを2連覇した者は3人しかいない(ブルックス・ケプカ(2018年)、ストレンジ(1989年)、ベン・ホーガン(1951年))。 1989年の全米オープンがストレンジの最後のツアー優勝となった。その他のメジャー大会では、1985年のマスターズは最終日までトップを維持していたが最終的には2打差で2位に終わった。1989年のPGA選手権でも1打差で2位だった。ライダーカップに5回(1983年、1985年、1987年、1989年、1995年)出場し、2002年にはチームキャプテンを務めた。 全盛期であったにも関わらず全英オープンを何度か欠場したが、それでもかなりの数の海外試合に出場している。多数の米国人プロを招待して行われたイベント試合である「ABC日米マッチ」(1986年)に優勝したほか、オーストラレージア ツアーにも幅広く出場している。1980年代後半から1990年代前半にかけて、オーストラリア国内大会で3勝、1976年のオーストラリアオープン、1977年のコルゲートチャンピオンオブチャンピオン、1986年のニュージーランド航空シェルオープン、1990年の大京パームメドウズカップでそれぞれ2位の成績を残した。 ヘンリック・ステンソンやベン・ホーガンと同じくストレンジは左利きだがゴルフは右打ちのスタイルを採る。
※この「PGAツアーのキャリア」の解説は、「カーチス・ストレンジ」の解説の一部です。
「PGAツアーのキャリア」を含む「カーチス・ストレンジ」の記事については、「カーチス・ストレンジ」の概要を参照ください。
- PGAツアーのキャリアのページへのリンク