OpCodes.Unbox フィールド
アセンブリ: mscorlib (mscorlib.dll 内)


命令の 16 進数の形式、MSIL (Microsoft Intermediate Language) アセンブリ形式、および簡単な説明の一覧を次の表に示します。
値型には共通言語基盤 (CLI) 内に次の 2 つの別個の形式があります。
unbox 命令は、値型のボックス化変換後の形式であるオブジェクト参照 (O 型) をボックス化が解除された形式である値型ポインタ (マネージ ポインタ、& 型) に変換します。提供された値型 (valType) は、ボックス化変換されたオブジェクト内に格納されている値型の型を示すメタデータ トークンです。
オブジェクトで使用する値型のコピーを作成する必要がある Box とは異なり、unbox はオブジェクトから値型をコピーする必要はありません。通常は、ボックス化変換されたオブジェクト内の既存の値型のアドレスを単純に計算します。
オブジェクトが valType としてボックス化変換されていな場合は、InvalidCastException がスローされます。
オブジェクト参照が null 参照の場合は、NullReferenceException がスローされます。
値型 valType が見つからない場合は、TypeLoadException がスローされます。これは、通常、実行時ではなく、MSIL (Microsoft Intermediate Language) 命令がネイティブ コードに変換されるときに検出されます。
unbox オペコードを使用できる Emit メソッド オーバーロードを次に示します。
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ILGenerator.Emit(OpCode, Type)

Windows 98, Windows 2000 SP4, Windows Millennium Edition, Windows Server 2003, Windows XP Media Center Edition, Windows XP Professional x64 Edition, Windows XP SP2, Windows XP Starter Edition
開発プラットフォームの中には、.NET Framework によってサポートされていないバージョンがあります。サポートされているバージョンについては、「システム要件」を参照してください。


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