One Little Indianレーベル時代
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「チャンバワンバ」の記事における「One Little Indianレーベル時代」の解説
1980年代後半から1990年代前半にかけて、チャンバワンバはテクノ・ミュージックやレイヴ文化から影響を受け始め、最初の頃のアナーキー・パンクのスタイルを捨てた。その時代の発表作が、1990年の4thアルバム『Slap!』、1992年の5thアルバム『Shhh』(このアルバムは元々『Jesus H Christ』というアルバムだったが、他人の曲のフレーズをコピーしたため著作権問題をクリアできず、録り直しとなった)である。また、1990年には初めてのアメリカツアーを行った。その頃、10,000のセールスが保証できるようになったため、それぞれのバンドメンバーは日雇いの仕事を止め、フルタイム音楽活動に従事するようになった。 イギリスの雑誌Faceがジェイソン・ドノヴァンが同性愛者であると報じたとき、チャンバワンバは“Jason Donovan - Queer As Fuck”と印刷したTシャツをシングル「Behave」に付録としてつけていた。 1993年にOne Little Indianレーベルと契約すると、相変わらず反政府的な主張が濃い6thアルバム『Anerchy』を1994年に発表した。このアルバムは全英アルバムチャートのTop30に入るなど、この時点では最大のヒット作となり、シングルカットされた「Timebomb」「Enough Is Enough」も全英シングルチャートにチャートインした。1995年には最初のライヴ・アルバム『Showbusiness』をリリースした。この成功を受け、One Little Indianはチャンバワンバの過去のアルバムを再発売することにした。これは、最初の3つのアルバムが初めてCD形式で発売されるということを意味している。 1996年に発表した7thアルバム『Swingin' With Raymond』がセールス不振となると、One Little Indianレーベルはチャンバワンバとの契約を解除した。そのためバントメンバーは、また日雇いの仕事をすることになった。
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