OK_Goとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > OK_Goの意味・解説 

オーケー・ゴー

(OK_Go から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/13 05:05 UTC 版)

OK Go
基本情報
出身地 アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ
ジャンル オルタナティブ・ロック
インディー・ロック
パワー・ポップ
活動期間 1999年 -
レーベル キャピタル・レコード
Paracadute Recordings
公式サイト www.okgo.net
メンバー ダミアン・クーラッシュ
ティム・ノードウィンド
ダン・コノップカ
アンディ・ロス
旧メンバー アンディー・ダンカン
テンプレートを表示

オーケー・ゴー (: OK Go) は、アメリカ合衆国インディー・ロックバンド。1999年結成。シカゴ出身。

来歴

ライブで演奏するバンド(2010年)

11歳の時にダミアンとティムが子供達のインターナショナル・アーツ・キャンプというサマーキャンプで行われた卓球で出会ったのをきっかけに、The Greased Ferrets というバンドを結成。椅子をドラム代わりにして演奏していた。

ダミアンはグラフィックデザインを、ティムは音楽を選択していた。バンド名の由来は、ダミアンとティムのアートの先生が絵を描かせるときに「Ok...Go!!」と言っていたことから。

2人は高校に入り、アンディー・ダンカン (2005年脱退)と、大学にてダンと出会い、1999年デビュー。アンディ・ダンカン脱退後、アンディ・ロスが加入。

2010年1月、久々の新作『オブ・ザ・ブルー・カラー・オブ・ザ・スカイ』をリリース。しかしリリース間もない同年3月にEMIとの契約を解消し、同アルバムを自身のレーベルParacadute Recordingsから再リリースする予定であることが発表された[1]

かねてより、パフュームのファンを公言している。その縁で、2014年にはパフュームのミュージックビデオへの出演が果たされ、2016年にはコラボ楽曲のリリースが行われた。

ミュージック・ビデオ

2ndアルバム『オー・ノー』の収録曲「ヒア・イット・ゴーズ・アゲイン」のミュージック・ビデオで、数台のトレッドミル(ウォーキングマシン)を利用しコミカルに踊るメンバーの姿が話題を呼び、2007年度のグラミー賞(Best Short Form Music Video)を受賞。またYouTubeにてYouTubeビデオアウォーズ受賞作品となった。日本ではMTVジャパンヘヴィー・ローテーションで同ビデオを推薦。振り付けにダミアンの姉が関わっている。

同じく2ndアルバム収録曲「ア・ミリオン・ウェイズ」のメンバーが踊るミュージック・ビデオのダンスコンテストをYouTube内で行った。同曲のPVはダミアンの自宅裏庭で撮影された。このビデオでもダミアンの姉は振り付けに関わっている。

「I Won't Let You Down」(2014)のミュージックビデオでは、ホンダの「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」に乗り、多数の日本人チアと一緒に傘を使ったマスゲーム風のダンスを披露、マルチコプターを使った全編ワンカットの撮影で注目された。制作にはクリエイティブディレクターの原野守弘、関和亮、振付のair:manPerfumeが参加し、千葉ロングウッドステーションで撮影された[2]。2015年には中国の大手家具店紅星美凱龍のCMにも出演した。

「Upside Down & Inside Out」では無重力状態に出来る航空機の中で撮影が行われた[3][4]

メンバー

  • ダミアン・クーラッシュ (Damian Kulash) – ボーカル、ギター
  • ティム・ノードウィンド (Tim Nordwind) – ベース、ギター、ボーカル
  • ダン・コノップカ (Dan Konopka) – ドラム、パーカッション
  • アンディ・ロス (Andy Ross) – キーボード、ギター、ボーカル

旧メンバー

  • アンディー・ダンカン (Andy Duncan) - キーボード、ギター (2005年脱退)

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『オーケー・ゴー』 - OK Go (2002年9月)
  • 『オー・ノー』 - Oh No (2005年8月)
  • 『オブ・ザ・ブルー・カラー・オブ・ザ・スカイ』 - Of the Blue Colour of the Sky (2010年1月)
  • 『ハングリー・ゴースト』 - Hungry Ghosts(2014年10月)
  • 『アンド・ジ・アジェイセント・ポッシブル』 - And the adjacent possible(2025年4月)

来日公演

脚注

  1. ^ OK Go Splits With EMI”. ビルボード (2010年3月10日). 2010年3月17日閲覧。
  2. ^ OK Go 日本で制作された驚異のワンカットMVが公開にビルボード・ジャパン、2014年10月28日
  3. ^ 無重力状態で撮影。史上初のMVが話題 Yahoo! 映像トピックス 2016年2月13日
  4. ^ 人類初の「無重力」MV完成! わずか216秒で撮ったOK Go最新作が世界同時解禁 GIZMODO 2016年2月11日

外部リンク


「OK Go」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「OK_Go」の関連用語

OK_Goのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



OK_Goのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオーケー・ゴー (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS