merger
「merger」とは・「merger」の意味
「merger」は、二つ以上の企業が合併して一つの新しい企業になることを指す英単語である。覚え方としては、「merge」が動詞で「統合する」や「合併する」という意味を持ち、「merger」はその名詞形であることを覚えておくと良い。「merger」の発音・読み方
「merger」の発音は、/mə́ːrdʒər/である。日本語表記では、「マージャー」と読むことが一般的である。「merger」の語源・由来
「merger」の語源は、ラテン語の「mergere」で、「水に浸す」や「沈める」といった意味がある。英語では、17世紀に「merge」が「沈める」や「消える」といった意味で使われ始め、18世紀には「合併する」という意味で使われるようになった。そして、「merger」はその名詞形として使われるようになった。「merger」の類語
「merger」の類語には、「consolidation」や「amalgamation」がある。「consolidation」は、企業の合併だけでなく、一般的な統合や強化を意味することが多い。「amalgamation」は、企業の合併や組織の統合を指すが、金属の合金化を意味することもある。「merger」を含む用語・関連する用語
「merger and acquisition」とは
「merger and acquisition」(M&A)は、企業の合併(merger)と買収(acquisition)をまとめた言葉である。企業が他の企業を買収し、自社の一部とすることを「acquisition」と呼ぶ。M&Aは企業の成長戦略や事業再編の一環として行われることが多い。「merger」の使い方・例文
1. The merger of the two companies created a new market leader.(二つの企業の合併により、新たな市場リーダーが誕生した。) 2. The merger was approved by the shareholders of both companies.(合併は両社の株主によって承認された。) 3. The merger will result in significant cost savings for the new company.(合併により、新会社は大幅なコスト削減が見込まれる。) 4. The merger process was completed smoothly without any major issues.(合併プロセスは、大きな問題なくスムーズに完了した。) 5. The merger is expected to enhance the competitiveness of the new company.(合併により、新会社の競争力が向上することが期待される。) 6. The merger was opposed by some employees who were concerned about job security.(合併には、雇用の安定を懸念する一部の従業員が反対した。) 7. The merger was a strategic move to expand the company's presence in the global market.(合併は、企業のグローバル市場での存在感を拡大する戦略的な動きであった。) 8. The merger negotiations between the two companies broke down due to disagreements on key terms.(両社間の合併交渉は、重要な条件についての意見の相違から決裂した。) 9. The merger will create a more diversified product portfolio for the new company.(合併により、新会社はより多様化した製品ポートフォリオを持つことになる。) 10. The merger is subject to regulatory approval before it can be finalized.(合併は、最終決定前に規制当局の承認が必要である。)合併
【読み方】:ガッペイ
複数の会社が契約によって1つの会社になるM&A手法。企業結合の究極の形態である。合併には吸収合併と新設合併がある。
吸収合併は、1つの会社が存続会社となり他の一方の会社の権利義務を包括的に承継し、他の一方の会社は清算手続を経ずに解散する方法をいう。
新設合併は、全ての合併当事会社が消滅会社として清算手続きを経ずして解散し、新会社を設立し、合併当事会社の権利義務等の法律関係を包括的に新設会社に承継させる合併形態を言う。
実際には、吸収合併が圧倒的に多く新設合併が行われる例は極めてまれである。新設合併では既得の許認可等が白紙に戻り営業に必要な許認可等は新たに取得する必要があり、また上場会社の場合には新たな上場手続が必要になるなど、手続が煩雑になるからであると考えられる。
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