MainedeBiranとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > MainedeBiranの意味・解説 

メーヌ‐ド‐ビラン【Maine de Biran】

読み方:めーぬどびらん

[1766〜1824]フランス哲学者本名フランソワピエール=ゴンティエ=ド=ビランFrançois Pierre Gontier de Biran)。観念学派から出発し主意主義進んだが、晩年神秘主義に近づいた。著「思考能力に及ぼす習慣影響」「心理学基礎」など。


メーヌ・ド・ビラン

(MainedeBiran から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/05 05:19 UTC 版)

フランソワ=ピエール=ゴンティエ・メーヌ・ド・ビランFrançois Pierre Gontier Maine de Biran1766年11月29日 - 1824年7月20日)は、フランス哲学者政治家。一般に「メーヌ・ド・ビラン」として知られる。


  1. ^ 『哲学の歴史 6』中央公論新社、2007年。項目≪メーヌ・ド・ビラン≫(執筆者:村松正隆).600-601頁。 (以下、『哲学の歴史6』と略す)
  2. ^ (1).杉村靖彦『フランス反省哲学における神の問題』哲學研究575号、京都哲學会(2003年)。51頁.
    (2).関連外部リンクフランス反省哲学の分岐点(2.反省哲学とは何か)”. 2015年7月29日閲覧。
  3. ^ a b fr:Maine de Biran
  4. ^ a b c d 『哲学の歴史6』602-604頁.
  5. ^ ナポレオン・ボナパルト#帝国崩壊へ
  6. ^ 「メーヌ・ド・ビラン」という呼称はこの時から使い始めている。(『哲学の歴史6』.604頁)
  7. ^ 「魂が粉々に打ち砕かれたとき、哲学は何の役にたとう」と1804年の書簡にビランは記している.(『哲学の歴史6』606頁および訳註3)
  8. ^ 『哲学の歴史6』605-608頁
  9. ^ 「フランス革命移行に学士院などを根城としながら諸学問の改革とその教育を目ざした人々の発想を一般に指している。」「経験論にのっとり、生得観念や宗教的観念を否定しつつ、啓蒙の理念を実地に推進しようとした。」イデオロジーの代表的な思想家としてカバニス、デステュット・ド・トラシーなどが挙げられ、広義の観念学派としてはスタンダールまで含まれ、分派的後継者としてオーギュスト・コントを挙げる論者もいる。(『哲学の歴史6』.575、595、613-615頁)


「メーヌ・ド・ビラン」の続きの解説一覧

「Maine de Biran」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

MainedeBiranのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



MainedeBiranのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのメーヌ・ド・ビラン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS