MacBook Proと共通化されたデザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 01:00 UTC 版)
「MacBook」の記事における「MacBook Proと共通化されたデザイン」の解説
2010年までのモデルは、MagSafe電源コネクタの採用で、電源コードを不用意に引っ張ってもマシンを落下させる危険性が少なくなっていた。 ゴム足は改良され、PowerBook、iBookより取れにくくなった。2015年モデルでも、MacBook Pro同様の改良されたゴム足を取り付けたが、ファンレス設計となったため、底面空隙のエアフローを考慮し2016年モデルからはゴム足が若干厚くなった。 高精細アルミニウムユニボディの機種では、バッテリ交換等の為、ボトムケースの一部が工具やコイン無しで容易に外せる構造になっていた。その後 MacBook Proでは、バッテリーは取り外しできなくなり、 2015年以降のモデルでは、同じように取り外しできない。 液晶パネル部を閉じる際の固定はラッチに代わり、液晶パネル内部の磁石と本体内部の鉄部品によって行われるため、開ける際にボタンを押す必要がなく、iBookやPowerBookであったラッチが壊れる問題が解消された。 キートップへのいたずら防止(キートップを低くキーボード部分以外少し盛り上げてある)など、子供(主に幼稚園から高校生まで)の扱いに耐えられるレベルの設計がしてあるという。これらの耐久性重視の構造はMacBook Proにも同様に採用されている。 2015年以降のモデルでは、MacBook Pro同様DVDドライブとハードディスクが廃止され、SSDを採用した。当初からSSDは基盤にハンダ付けされた仕様で標準でNVMeにも対応しており、2016年以降のMacBook Proや2018年以降のMacBook Airにも採用されている。 MacBook Pro同様バックライトキーボードを装備した。 トラックパッドは感圧タッチを採用し、天板のAppleマークは光らないレリーフとなり、アイソレーションキー間の隙間の狭いデザインに変更された。これは、その後のMacBook Proに採用された。
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