Linux、Windows、UNIX用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 02:05 UTC 版)
「C言語」の記事における「Linux、Windows、UNIX用」の解説
C++ Builder Windows/macOS/iOS/Android対応のC/C++コンパイラBCCを含む、RADツール。以前はWindowsおよびx86のみがメインターゲットだったが、Clang/LLVMをベースに再設計され、多数のプラットフォームやアーキテクチャをサポートするようになった。前身はDOS/Windows用のBorland C/C++。さらに前身としてTurbo C/C++がある。 Clang LLVMをバックエンドとして用いるオープンソースのC/C++・Objective-Cコンパイラ。多数のCPUに対応。 GNUコンパイラコレクション (GCC) C/C++以外の言語もサポートし、多数のCPUやオペレーティングシステムに対応、組み込み向けも含む多様な開発に広く使われるオープンソースのコンパイラ。独自拡張機能も多い。 GCC 4.5で実質的にC99を完全サポートした。 GCC 4.9で実質的にC11を完全サポートした。 Microsoft Visual C++ (MSVC) Windows系プラットフォーム用のC/C++コンパイラ。ANSI C準拠(バージョン2013にてC99ライブラリをほぼ実装したが、言語機能など規格自体はサポートされていない)。x86・x64が主だが、Xbox 360、Windows CE等向けにPowerPC、ARM、MIPS、Itanium等に対応した版もある。前身としてMS-DOS・Windows用のMicrosoft C Compilerがある。またその廉価版としてQuick Cがあった。 Intel C++ Compiler (ICL/ICC) インテル製のIA-32 (x86) およびIntel 64 (x64) 用のC/C++コンパイラ。Windows/Linux/macOS/Android向けがある。gcc互換。 バージョン11.1まではIA-64 (Itanium) をサポートするが、バージョン12.0以降ではサポートされない。 C99とC11の対応リストが公開されている。バージョン18.0でC11にほぼ対応している。 Open Watcom C/C++ Windows・Linux・OS/2・MS-DOS・DOSエクステンダを対象とするx86用C言語・C++コンパイラ。商用だったWatcom C/C++がオープンソース化したもの。 Portable C Compiler gccが普及する以前のUNIXにおける標準的C言語コンパイラ。現在はオープンソース。 Digital Mars C/C++ Windows・MS-DOS・DOSエクステンダを対象とするx86用のC言語・C++コンパイラ。無料版もある。ウォルター・ブライト作でDatalight C、Zorland C、Zortech C/C++、Symantec C/C++と変遷している。
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