LONG LIVE ROCK'N'ROLLとは? わかりやすく解説

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バビロンの城門

(LONG LIVE ROCK'N'ROLL から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/30 22:51 UTC 版)

バビロンの城門
レインボースタジオ・アルバム
リリース
録音 1977年5月 - 7月、12月
ジャンル ハードロック
時間
レーベル ポリドール
オイスター
プロデュース マーティン・バーチ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 7位(イギリス)[1]
  • 9位(日本)[2]
  • 89位(アメリカ)
  • レインボー アルバム 年表
    虹を翔る覇者
    1976年
    レインボー・オン・ステージ
    1977年
    バビロンの城門
    (1978年)
    ダウン・トゥ・アース
    1979年
    ミュージックビデオ
    「Long Live Rock 'N' Roll」 - YouTube
    「L.A. Connection」 - YouTube
    「Gates Of Babylon」 - YouTube
    「Gates of Babylon」(オリジナル・カラーフォーマット版) - YouTube
    テンプレートを表示

    バビロンの城門』(バビロンのアーチ、原題:Long Live Rock 'n' Roll)は、1978年に発表されたレインボーアルバム[注 1]。彼等の3作目のアルバムで、ライブ・アルバム『レインボー・オン・ステージ』を含めると4作目に相当する。

    概要

    1977年5月、新しいベーシストに元コロシアムマーク・クラーク英語版を迎えて[3][注 2]、フランスのシャトー・ド・エルヴィルという城で本作の製作が開始された。しかし7月にクラークとトニー・カレイ(キーボード)が解雇され[4][注 3]、製作は一旦中断した。その後リッチー・ブラックモアの意思によって、ボブ・デイズリー(ベース)とデヴィッド・ストーン英語版(キーボード)がセッション・ミュージシャンとして加入。正式メンバーはブラックモア、ロニー・ジェームス・ディオコージー・パウエルの3人だけになった[5]。彼等は9月25日から11月22日までヨーロッパ公演とイギリス公演を行なった後[6]、再びシャトー・ド・エルヴィルで同年暮れまで本作の制作を続けた。

    クラークが解雇された後、ベーシストが不在だったため、やむなくブラックモアがベース・パートを演奏した[5]。その後デイズリーが加入して製作が続けられたが、ブラックモアのベース・プレイは4曲に残された。

    収録曲

    凡例:トラックナンバー、曲名、原題、曲の長さ

    1. ロング・リヴ・ロックン・ロール Long Live Rock 'n' Roll - 4:21
    2. レディ・オブ・ザ・レイク Lady of the Lake - 3:39
    3. L.A.コネクション L.A. Connection - 5:02
    4. バビロンの城門 Gates of Babylon - 6:49
    5. キル・ザ・キング Kill the King - 4:29
    6. ザ・シェッド The Shed (Subtle) - 4:47
    7. センシティヴ・トゥ・ライト Sensitive to Light - 3:07
    8. レインボー・アイズ Rainbow Eyes - 7:11

    LP盤(アナログレコード)ではトラック1 - 4がA面、5 - 8がB面に収録された。

    メンバー

    カバー

    Long Live Rock 'n' Roll
    Kill the King
    • ヨルン - トリビュート・アルバム『ディオ〜唱聖に捧ぐ』(2010年)に収録。
    • ポール・ギルバート - インストゥルメンタル・トリビュート・アルバム『The Dio Album』(2023年)に収録[7]

    脚注

    注釈

    1. ^ 『バビロンの城門』という邦題は収録曲「バビロンの城門」(Gates of Babylon)に由来する。
    2. ^ 1977年2月13日、前作『虹を翔る覇者』でベースを担当したジミー・ベインが解雇されたことが発表された。
    3. ^ カレイはベインと共に解雇されたことが1977年2月13日に発表されたが、彼はその後もバンドに帯同していた。

    出典

    1. ^ ChartArchive - Rainbow”. ChartArchive. 2019年12月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月6日閲覧。
    2. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年 - 平成1年)』(オリジナルコンフィデンス、1990年、ISBN 4-87131-025-6)、p. 318
    3. ^ Popoff 2016, p. 214.
    4. ^ Popoff 2016, pp. 214, 223, 224.
    5. ^ a b シンコーミュージック刊『リッチー・ブラックモア レインボー編』 ISBN 4-4016-1202-7より。[要ページ番号]
    6. ^ Popoff 2016, p. 227.
    7. ^ a b ポール・ギルバートによるディオ・トリビュート・アルバム『The Dio Album』 ストリーミング配信開始”. amass.jp. 2023年5月7日閲覧。

    参考文献

    • Popoff, Martin (2016). The Deep Purple Family Year By Year Volume One (to 1979). Bedford, England: Wymer Publishing. ISBN 978-1-908724-42-7 

    外部リンク


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