LANの歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/18 15:51 UTC 版)
「Local Area Network」の記事における「LANの歴史」の解説
LANの発祥の一つであるイーサネットは1973年に米Xeroxパロアルト研究所でロバート・メトカーフを中心に開発された。これに先立つ基となる研究として1960年代中頃のポール・バラン(アメリカ)またはドナルド・デービス(イギリス)によるパケット通信、1970年頃のハワイ大学におけるALOHAプロジェクトによる多重ランダムアクセス通信方式の研究がある。 1980年2月にIEEE 802委員会が発足する。これは可変サイズのパケットを伝送するネットワークに関する検討を目的としたものであった。この年DIX規格のEthernet Iが発表される。 1982年、DIX規格のEthernet IIが発表される。 1983年、IEEE 802.3 10Base5が標準化される。 1984年、IEEE 802.3a 10Base2が標準化される。米IBMがトークンリングを開発する。 1987年、アメリカ国家規格協会(ANSI)でFDDIが標準化される。 1990年、IEEE 802.3i 10Base-Tが標準化される。 1995年、IEEE 802.3u 100Base-TXが標準化される。 1998年、IEEE 802.3z 1000Base-SX、LXが標準化される。 1999年、IEEE 802.3ab 1000Base-Tが標準化される。 2006年、IEEE 802.3an 10GBase-Tが標準化される。 その後40GigabitEthernet、100GigabitEthernetの開発が続いている。
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