RAV4・L/ RAV4・J
英語 Lはliberty、Jはjoyfulの略。ディーラーチャンネルで呼び名が違う。
1994年5月に発売した小型RV車で、エンジンは2L、フルタイム4WD機構によりオールラウンドの走りを可能とした。リヤサスペンションはユニークなトレーリングアーム付きダブルウイッシュボーン/コイルを採用。またタイヤは、メーカーと共同開発した専用オールラウンドタイプを履いていた。
デビュー時点では3ドア車だけだったが、95年4月、V(ファイブ)と呼ぶ5ドア車を追加して2本立てとなった。ホイールベースが3ドア車と比較して210mm延びた。
96年8月、2L・3S-GEの165ps高性能エンジン搭載モデルを追加。従来モデルはデュアルエアバッグとABSを標準化した。また97年9月にはFFモデルと、3ドア・4WD車に手動ソフトトップを追加。電気自動車も設定。
2000年5月、2代目に進んだ。最大の特徴は、全タイプ3ナンバー車となったことで、これは海外市場を狙うためといわれた。具体的にはホイールベースを80mm延長して2880mmに、全幅で25～40mm広がり全て1700mmをオーバーした(1735mm、ワイド1785mm)。
バリエーションとしては、ボディ別に3ドアと5ドア、エンジン別では2Lと1.8Lの2種、駆動系で分けるとFFと4WDがあった。2L・112kW(152ps)エンジンは新開発のガソリン直噴タイプ。4WDシステムはセンターデフをもつフルタイム式を採用。もちろん、2WD・FF仕様もある。2001年7月に、ISOFIX対応チャイルドシート固定バーの標準化と、内外装色を一部変更。ナビシステムもオプション設定した。
※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。
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