JR貨物管理・米軍横田基地線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 10:05 UTC 版)
「拝島駅」の記事における「JR貨物管理・米軍横田基地線」の解説
(出典:) 当駅はJR貨物の貨物駅でもあり、専用線発着の車扱貨物を取り扱っている。 西武拝島線ホームから北口広場を挟んだ反対側には、JR貨物が管理する横田基地線(非電化単線)が玉川上水と五日市街道を橋梁と踏切で横断して、基地入口のフェンスまで約500メートル、さらにその先、基地内まで続いている。 1970年頃までは物資輸送用に使用されていたため第5ゲート前まで延びていたが、その後は燃料輸送のみとなり半分ほど撤去された。鶴見線安善駅に専用線が接続する鶴見貯油施設より週に数回燃料輸送のための貨物列車が南武線・青梅線経由で運行されている。 立川方から電気機関車により牽引されて来た貨車(タンク車)は、あらかじめ当駅に回送され待機していたディーゼル機関車に交換され、構内昭島方の横田基地線始点に引き上げられた後、八高線と一部線路を重複し、西武拝島線と平面交差して横田基地に向かう。 なお、途中の各踏切には「警告 在日米軍基地 立入禁止区域 基地司令官の許可なく此の区域に立入ることは、法律違反である。(略)不法な立入りは、日本国法律によって罰せられる。(刑事特別法第2条 昭和27年5月7日 法律第138号)」の制札が英語・日本語により記載されており、構外の線路は横田基地の一部である。 平成28年12月現在の主な牽引機関車は以下の通り。 安善・浜川崎 - 拝島:EF65 2000番台もしくはEF210(新鶴見機関区所属) 拝島 - 横田基地:DD200(愛知機関区 所属)
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