JR貨物所有のコンテナ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 05:55 UTC 版)
「日本のコンテナ輸送」の記事における「JR貨物所有のコンテナ」の解説
日本国内の事情(道路上の輸送規制値、輸送単位など)に基づく独自の12ft形の各種コンテナが主体であるが、ごく一部の形式に 15 ft形(24A形・積載重量8 t、10個登録)のように、特殊な大きさのドライ・コンテナも在ったが、ほかのサイズとの共存も出来ないために使い勝手が悪く発展する事無く、現在は形式消滅となっている。2012年から正式に導入された31 ft形#フルウィング側面二枚折り仕様のドライコンテナ(積載重量13.8 t)は、2016年9月までに140個が導入された。また、12 ft形の各種コンテナは、向きを変えることで新幹線と在来線の両方に対応できるよう配慮されているが、新幹線によるコンテナ輸送は計画はされたものの、実際には行われていない。 「新幹線#貨物輸送」を参照 特記事項として、1995年に発生した兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)をきっかけに、災害時等の輸送障害などを考慮し、震災以降に登場した12 ft形コンテナには鉄道代替手段である内航船による海上輸送ができるように、船舶積載時の吊り上げ荷役に使用する隅金具装備のコンテナが、今日までに多数増備されて来ている。(輸送事例は#平成30年7月豪雨参照)
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