クレロデンドルム・ウガンデンセ


●アフリカのウガンダから旧ローデシアにかけて分布しています。霜の降りない地域に生育し、高さは3メートルほどになります。夏から秋にかけて、枝先に集散花序をつけ、チョウチョウに似た花を横向きに咲かせます。5個の花弁のうち、4個は空色、1個は濃い青紫色です。
●クマツヅラ科クサギ属の常緑低木で、学名は Clerodendrumugandense。英名は Blue butterfly flower, Glory bower。
クレロデンドルム・ワリッキイ






●インドのアッサム地方からヒマラヤに分布しています。高さは1~2メートルほどになります。葉は光沢のある緑色で、披針形をしています。秋から冬にかけて、枝先から緑色を帯びた白い花を下垂して咲かせます。別名で「クラリンドウ」とも呼ばれます。
●クマツヅラ科クサギ属の常緑低木で、学名は Clerodendrum wallichii。英名は Bridal's veil, Glory bower。
やえざきくさぎ (八重咲き臭木)


●中国の南部からベトナム北部にかけて分布しています。高さは2メートルほどになり、四角形の枝には剛毛が密生しています。葉は薄く広卵形で、縁には不規則な鋸歯があり、対生します。枝先の集散花序に、芳香のある白色から淡いピンクの花を咲かせます。
●クマツヅラ科クサギ属の常緑小低木で、学名は Clerodendrumchinense。英名は Honolulu rose, Stickbush, Glory bower。
げんぺいくさぎ (源平臭木)




●西アフリカが原産です。蔓性で樹木などに絡みつき、長さは4メートルほどになります。赤い花冠と白い萼の対照が鮮やかな花です、名前は、源氏の白旗、平氏の赤旗になぞらえて、また花のかたちが「クサギ」に似ていることから。初夏に開花が盛んになる相対的な短日植物です。別名で「げんぺいかずら(源平葛)」や「げんぺいぼく(源平木)」と呼ばれます。
●クマツヅラ科クサギ属の常緑低木で、学名は Clerodendrumthomsonae。英名は Glorybower, Bleeding heart vine。
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