ゲティン・イン・オーヴァー・マイ・ヘッド
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 09:54 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『ゲティン・イン・オーヴァー・マイ・ヘッド』 | ||||
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ブライアン・ウィルソン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック、ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル |
Brimel Records ライノ・レコード | |||
プロデュース | ブライアン・ウィルソン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ブライアン・ウィルソン アルバム 年表 | ||||
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『ゲティン・イン・オーヴァー・マイ・ヘッド』(Gettin' in Over My Head)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、ブライアン・ウィルソンが2004年に発表したスタジオ・アルバム。『イマジネーション』(1998年)以来6年振りに発表されたスタジオ・アルバムである。エルトン・ジョン、カール・ウィルソン、エリック・クラプトン、ポール・マッカートニーが「スペシャル・ゲスト」としてクレジットされており、また、アルバム『ブライアン・ウィルソン』(1988年)で共同プロデューサーを務めたアンディ・ペイリーや、ブライアンのライヴ活動をサポートしていたワンダーミンツのダリアン・サハナジャとニック・ワルスコ等もレコーディングに参加した。
解説
収録曲のうち「メイク・ア・ウィシュ」「レインボウ・アイズ」「ドント・レット・ハー・ノウ・シーズ・アン・エンジェル」の3曲は、ブライアン・ウィルソンの2作目のスタジオ・アルバムとして計画されたが未発表となった作品『スウィート・インサニティ』のレコーディング・セッションで作られた曲を再演したものである[9]。また、「フェアリー・テール」と「ザ・ワルツ」は、『スウィート・インサニティ』のために作られた曲を元にしているが、タイトル等は変更された[9]。
「ソウル・サーチン」は、1990年代中期にザ・ビーチ・ボーイズ名義で録音された未発表曲で、本作に収録するにあたって、カール・ウィルソン(1998年死去)が残したボーカル・トラックにブライアンのボーカルと新しいバッキング・トラックを追加したものである[10]。「フレンド・ライク・ユー」は、2002年にエリザベス女王戴冠50周年記念コンサートや地雷撤去を求めたチャリティ・コンサートで共演したポール・マッカートニーに捧げられた曲で[10]、同曲のレコーディングにはポール本人も参加した。
ジャケット・デザインは、ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』を手がけたことで知られるピーター・ブレイクによる。2004年12月17日付の『ガーディアン』紙に掲載された記事「The most beautiful sleeves of 2004」で選出された10作品の中には、本作のジャケットも含まれている[11]。
収録曲
特記なき楽曲はブライアン・ウィルソンとアンディ・ペイリーの共作。
- ハウ・クッド・ウィ・スティル・ビー・ダンシン - "How Could We Still Be Dancin'?" (Brian Wilson, Joe Thomas) - 4:42
- ソウル・サーチン - "Soul Searchin'" - 4:08
- ユーヴ・タッチド・ミー - "You've Touched Me" (B. Wilson, Steve Kalinich) - 3:22
- ゲティン・イン・オーヴァー・マイ・ヘッド - "Gettin' in Over My Head" - 4:29
- シティ・ブルース - "City Blues" (B. Wilson, Scott Bennett) - 4:22
- デザート・ドライヴ - "Desert Drive" - 3:36
- フレンド・ライク・ユー - "A Friend Like You" (B. Wilson, S. Kalinich) - 3:38
- メイク・ア・ウィッシュ - "Make a Wish" (B. Wilson) - 3:50
- レインボウ・アイズ - "Rainbow Eyes" (B. Wilson) - 4:08
- サタデー・モーニング・イン・ザ・シティ - "Saturday Morning in the City" - 2:54
- フェアリー・テール - "Fairy Tale" (B. Wilson, David Foster) - 5:28
- ドント・レット・ハー・ノウ・シーズ・アン・エンジェル - "Don't Let Her Know She's an Angel" (B. Wilson) - 4:17
- ザ・ワルツ - "The Waltz" (B. Wilson, Van Dyke Parks) - 4:09
参加ミュージシャン
- ブライアン・ウィルソン - ボーカル、バッキング・ボーカル、ピアノ、キーボード
- エルトン・ジョン - ボーカル、ピアノ(#1)
- カール・ウィルソン - ボーカル(#2)
- エリック・クラプトン - ギター(#5)
- ポール・マッカートニー - ボーカル、アコースティック・ギター(#7)
- スコット・ベネット - キーボード、ヴィブラフォン、パーカッション、ベース、ギター、バッキング・ボーカル
- ダリアン・サハナジャ - ピアノ、キーボード、ヴィブラフォン、パーカッション、バッキング・ボーカル
- プロビン・グレゴリー - ギター、フレンチホルン、トランペット、キーボード、トロンボーン
- ジョー・トーマス - キーボード
- ニック・ワルスコ - ギター
- ジェフリー・フォスケット - ギター、バッキング・ボーカル
- グレッグ・レイス - ギター
- ボブ・リジック - ベース
- マイケル・ローズ - ベース
- トッド・サッチャーマン - ドラムス、パーカッション
- ジム・ハインズ - パーカッション
- アンディ・ペイリー - パーカッション、バッキング・ボーカル
- ポール・マーテンス - サックス、フルート、ハーモニカ、クラリネット
- エイミー・ファリス - ヴィオラ、ヴァイオリン
- スーザン・ジェンセン - ヴァイオリン
- ピーター・ケント - ヴァイオリン
- ルドルフ・スタイン - チェロ
- キャロル・ロビンス - ハープ
脚注
- ^ swedishcharts.com - Brian Wilson - Gettin' In Over My Head
- ^ ChartArchive - Brian Wilson
- ^ musicline.de
- ^ dutchcharts.nl - Brian Wilson - Gettin' In Over My Head
- ^ ultratop.be - Brian Wilson - Gettin' In Over My Head
- ^ “Brian Wilson - Awards”. AllMusic. 2015年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年5月21日閲覧。
- ^ ORICON STYLE
- ^ lescharts.com - Brian Wilson - Gettin' In Over My Head
- ^ a b 日本盤CD(WPCR-11886)ライナーノーツ(萩原健太、2004年6月)
- ^ a b 日本盤CD(WPCR-11886)ライナーノーツ(デイヴィッド・リーフ/訳:佐々木南実)
- ^ The most beautiful sleeves of 2004 | Music | The Guardian
「Gettin' In Over My Head」の例文・使い方・用例・文例
- バンクーバー― マレーシアに拠点を置くBaronホテルグループはHoward Hotels Internationalを買収する交渉を行っている。
- さまざまな事業:Powersさんは、センターの青少年バスケットボールプログラムがBrookville Inquirer の記事内で最近、賞賛されたと知らせた。
- 会社の福利厚生の一部として、Adler Industriesの社員は、街のフィットネスセンターで会員権の割引を受ける権利があります。
- 先日は、Melodia Industriesの営業担当者の職にご応募いただき、ありがとうございます。
- 御社よりInglis博物館へ、引き続きご支援いただきありがとうございます。
- 博物館の後援者として、Commonwealth Industries社員の皆様は入場料が半額となります。
- 篏入的 r 音 《英音の India office /ndiərfɪs/の /r/の音》.
- HIVを治療する際に使われる弱いプロテアーゼ阻害剤(商品名Invirase)
- 部下の者がよく働いてくれる(My men work well, serve me well―と言わずして)
- 大観衆は「オバマ!」と叫び始めましたが,大統領が「My fellow citizens(国民のみなさん)」と最初の3語を言うとすぐに叫ぶのをやめました。
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