GeForce4 MXとは? わかりやすく解説

GeForce4 MX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:35 UTC 版)

NVIDIA GeForce」の記事における「GeForce4 MX」の解説

GeForce4 MX(ジーフォース・フォー・エムエックス)は、GeForce4世代廉価版製品である。開発コードネームは NV17。 製品名ではGeForce4シリーズの一製品であるが、コードネームGeForce2 MXのNV11に次ぐものであり、事実上GeForce2 MX改良版といった位置づけ製品である。GeForce2 MX比べ、コアクロックとメモリクロックが引き上げられメモリバス幅も最大128bit拡張一部64bit製品もある)され、「Lightspeed Memory Architecture II」というGeForce4 Tiシリーズにも採用されているビデオメモリ帯域幅をより効率よく使うための機能搭載しているため、GeForce2 MXより、およそ倍の性能になっているまた、製造プロセスが0.18 μmから0.15 μm微細化した事により消費電力発熱低減もあった。しかし、GeForce4 Tiシリーズとは違いDirectX 8の技術一つであるプログラマブルシェーダー対応しておらず、実質的にDirectX 7世代カードである。GeForce4 MXシリーズはAGP2.0(4X)対応であったが、AGP3.0(8X)対応のGeForce4 MX 440 AGP 8Xも販売された。また、メモリチップ容量の対応を増やしたGeForce MX 4000という製品発売された。この製品の命名規則は他のGeForce4 MXシリーズ異なっており、GeForce4 Tiシリーズ命名規則当てはめたものと推察できる製品名コア名 (プロセス)コアクロックメモリクロック (バス幅)PPVS消費電力DirectXOpenGLGeForce4 MX 420NV17 (0.15 μm) 250 MHz 166 MHz (128bit,SDR) 2 0 7 1.3 GeForce4 MX 440270 MHz 400 MHz (128bit,DDR) GeForce4 MX 440 AGP 8XNV18 (0.15 μm) 500 MHz (128bit,DDR) GeForce4 MX 460NV17 (0.15 μm) 300 MHz 550 MHz (128bit,DDR) GeForce4 MX 4000NV18B (0.15 μm) 275 MHz 400 MHz (128bit,DDR)

※この「GeForce4 MX」の解説は、「NVIDIA GeForce」の解説の一部です。
「GeForce4 MX」を含む「NVIDIA GeForce」の記事については、「NVIDIA GeForce」の概要を参照ください。

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